明日はブルームーンだけれど、天気は下り坂… ― 2021/08/21
関東に晴れ間が戻ったのも束の間、昨夜から再び淡い雲が空を覆うようになりました。長時間露出の観察は分が悪そうなので、雲間から南中前の月を楽しむことにしました。と言ってもかなり低い位置のため望遠鏡を出す場所がなく、ズームカメラのみで部屋の中から横着観望です。
左は20日22時前の撮影で、太陽黄経差は約154.65°、撮影高度は約29.4°、月齢は11.96。18日・19日あたりの南中高度が最も低かったので、まだ回復していません。三日月ならともかく、もうだいぶ丸いのにこの高度は辛いですね。頭上の夏の大三角が瞬くほどシーイングが悪かったため低空はもっとひどい状態。かなり無理して仕上げた感が出てしまいました。
右上が中央に寄る秤動なので、フンボルト海や縁の海、スミス海などがよく見えます。危難の海も随分丸っこいですね。リュンカー山からの太陽高度が2°くらいなので、明暗境界付近にギリギリ確認できます。
ちょうど明日22日には満月を迎えます。今年の夏至から秋分までに満月が4回あるため、3回目となる明日の満月は「ブルームーン」。二分二至によるブルームーンは令和最初の満月である2019年5月19日以来、二年ぶりです。しかしながら今夜から雨まじりの天気予報…。前回も雲越しの朧月ながら何とか見えたので、明日も雲間から少しでも見えることを期待しましょうか。
左は20日22時前の撮影で、太陽黄経差は約154.65°、撮影高度は約29.4°、月齢は11.96。18日・19日あたりの南中高度が最も低かったので、まだ回復していません。三日月ならともかく、もうだいぶ丸いのにこの高度は辛いですね。頭上の夏の大三角が瞬くほどシーイングが悪かったため低空はもっとひどい状態。かなり無理して仕上げた感が出てしまいました。
右上が中央に寄る秤動なので、フンボルト海や縁の海、スミス海などがよく見えます。危難の海も随分丸っこいですね。リュンカー山からの太陽高度が2°くらいなので、明暗境界付近にギリギリ確認できます。
ちょうど明日22日には満月を迎えます。今年の夏至から秋分までに満月が4回あるため、3回目となる明日の満月は「ブルームーン」。二分二至によるブルームーンは令和最初の満月である2019年5月19日以来、二年ぶりです。しかしながら今夜から雨まじりの天気予報…。前回も雲越しの朧月ながら何とか見えたので、明日も雲間から少しでも見えることを期待しましょうか。