三晩遅れの七夕2021/08/18

20210818夏の大三角形
お盆前から長雨が続いています。一時的に雨がやんだ時間帯があったものの、地域によってはこの一週間で年間降水量の40%から50%降ってしまったところが複数ありました。日本全体としてはあまり降ってない関東でも、ところによって15%に届いています。この状況はまだ数日続きそうです。

当地・茨城県南部も昨日は雨が降ったりやんだり、夜になると雷鳴も聞こえる始末。夜半過ぎて静かになったなと思い外へ出ると、薄雲が流れる中に夏の大三角形や秋の四辺形が見えました。今年の伝統的七夕(旧暦七夕)は北海道と南西諸島以外ほぼ雨だった8月14日でしたから、ペルセウス座流星群も含め一般ニュースにはほとんど取り上げられませんでしたね。世の中が平和であり、疫病の心配が無く天気も穏やかでなければ、人はのんびり自然を楽しむ余裕なんて無いでしょう。

せっかくなので、三晩遅れの七夕記念にスナップ写真をパチリ。雲がかかって天の川が分かりませんが、織姫星と彦星を長雨から庇うようなはくちょう座の相合傘っぷりが良い角度。数時間前までピカピカ、ゴロゴロしていた空ですから、星が見えただけでも良しとしましょう。この後も晴れたり曇ったりの繰り返しで、まともに観察できる状態ではありませんでした。

参考:
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