肉眼等級に急増光したへびつかい座RS星 ― 2021/08/10
へびつかい座にあるRS星(RS Oph/平時は11等前後)が日本時間で9日になったころ(推定)に突然のアウトバーストを起こし、9日夜現在には約4.5等の肉眼等級になっています。今後数日間程度は肉眼や小型双眼鏡で簡単に見つけられると思いますので、ぜひ目を向けてください。
一昨日から昨日にかけて、2つの台風の影響により関東の天気は大荒れでした。昨日宵まで曇っていたものの、夜になると急速に雲間が広がってきました。試しにRS Ophへ双眼鏡を向けてみると簡単に導入できました。画像に残したかったのですが8m/s前後の強風が吹き荒れており、大型機材を組み上げてもまともなガイドが不可能なのは明白。そこで、簡単機材で建物の影から雲と風の合間を縫って短時間露光で撮ってみました(左画像/概ね上が天の北方向)。
薄雲が常にある状態の上に光害もひどすぎて色調が変ですが、増光したRS Ophは難なく写ってくれました。(※ちなみにこの画像にはバーナード星も写っています。探してみてください。)共生回帰新星として知られるRS Ophは、記録に残っているだけでも1898年、1907年、1933年、1945年、1958年、1967年、1985年、2006年に突然の増光が記録されています。星仲間のMeinekoさんによるとBradley E. Schaeferさんによる反復新星の増光予想が見事当たっていたとのこと。
今までの傾向から今後の減光はかなり急激と思われます。(※AAVSOの観測では10日0時JST少し前をピークとして減光に転じた模様。)観察したい方、写真に撮りたい方は今週早いうちに実施すると良いでしょう。 変光することが面白いわけですから、何夜も見て確認してみてください。お子さんがいる方は一緒に「夏の自由研究」に加えると楽しいかも知れませんよ。
ついでになりますが、明け方に起きることができるならくじら座のミラにもご注目。前々回の極大に匹敵する2.5等前後になっていますよ。右図にAAVSOのデータの2年間のグラフを引用しました。薄明前頃見やすい高さになってますから探しやすいでしょう。
一昨日から昨日にかけて、2つの台風の影響により関東の天気は大荒れでした。昨日宵まで曇っていたものの、夜になると急速に雲間が広がってきました。試しにRS Ophへ双眼鏡を向けてみると簡単に導入できました。画像に残したかったのですが8m/s前後の強風が吹き荒れており、大型機材を組み上げてもまともなガイドが不可能なのは明白。そこで、簡単機材で建物の影から雲と風の合間を縫って短時間露光で撮ってみました(左画像/概ね上が天の北方向)。
薄雲が常にある状態の上に光害もひどすぎて色調が変ですが、増光したRS Ophは難なく写ってくれました。(※ちなみにこの画像にはバーナード星も写っています。探してみてください。)共生回帰新星として知られるRS Ophは、記録に残っているだけでも1898年、1907年、1933年、1945年、1958年、1967年、1985年、2006年に突然の増光が記録されています。星仲間のMeinekoさんによるとBradley E. Schaeferさんによる反復新星の増光予想が見事当たっていたとのこと。
今までの傾向から今後の減光はかなり急激と思われます。(※AAVSOの観測では10日0時JST少し前をピークとして減光に転じた模様。)観察したい方、写真に撮りたい方は今週早いうちに実施すると良いでしょう。 変光することが面白いわけですから、何夜も見て確認してみてください。お子さんがいる方は一緒に「夏の自由研究」に加えると楽しいかも知れませんよ。
ついでになりますが、明け方に起きることができるならくじら座のミラにもご注目。前々回の極大に匹敵する2.5等前後になっていますよ。右図にAAVSOのデータの2年間のグラフを引用しました。薄明前頃見やすい高さになってますから探しやすいでしょう。
今日の太陽 ― 2021/08/10
昨夜は概ね快星でしたが、残念なことに台風9号の北上に伴う強い風が残り、明け方近くには最大風速10m/s台になりました。これでは観測どころではありませんね。今日朝のうち通り雨があったけれど、その後は快晴。とても暑くなり、県内では所々で最高気温37度超えとなりました。
左は13:30過ぎの太陽。活動領域12851が右上リムに近くなり。12852は中央子午線を超えました。また左上にあるプラージュ付近が12853と採番されていました。いずれの領域も小型望遠鏡で見える黒点はありません。所々に立派なプロミネンスが出てますね。
15時時点の夏日地点数は683、真夏日地点数は401、猛暑日地点数は47でした。台風9号から変わった低気圧の影響で曇りや雨のところが多かったせいか、暑くなった地域が偏っていました。青森から北海道にかけては最高気温が20度を下回っています。
左は13:30過ぎの太陽。活動領域12851が右上リムに近くなり。12852は中央子午線を超えました。また左上にあるプラージュ付近が12853と採番されていました。いずれの領域も小型望遠鏡で見える黒点はありません。所々に立派なプロミネンスが出てますね。
15時時点の夏日地点数は683、真夏日地点数は401、猛暑日地点数は47でした。台風9号から変わった低気圧の影響で曇りや雨のところが多かったせいか、暑くなった地域が偏っていました。青森から北海道にかけては最高気温が20度を下回っています。