やっと東の海が見えてきた ― 2026/05/11
昨夜から今朝にかけて、前夜より雲が少なめでしたが、動きや広がりが読み辛いものでした。おまけに結露が多め。それでも一縷の望みをかけて望遠鏡をセット。下弦から少しお腹が凹んだ月が出てきたころは厚めの雲に覆われていました。
何度か撮影&観察したものの、空はなかなかすっきりしてくれません。ところが薄明をしっかり感じ取れるようになったころ、嘘のように凪が訪れシーイングが改善されました。カメラは赤外透過フィルターを付けていたので、薄明の影響を遅らすことができました。
左は11日3:30頃の撮影で、太陽黄経差は約280.37°、撮影高度は約24.89°、月齢は23.28。コペルニクスやロンゴモンタヌスが日没を迎え、咆哮を上げていました。フラ・マウロあたりが見えるかと思ってたらもう影の中。直線山脈も半分くらい影が入り組み、複雑な見え方です。意外にもバイイが見えていました。ちなみに2026年4月15日記事で取りあげたキャロル・クレーターもしっかり写っていますので探してみてください。
東の海は前夜と比較して更に1°ほど地球側に向いています。はっきりと海が広がってるとは言い難いけれど、南部を取り囲むクレーター縁が対岸側で逆「し」の字を作っている(下A画像の黄色矢印/個人的に「返し」と言っている)ことが、私のなかでは「オリエンタレ盆地が見える」と言える判断基準になっています。ただし画像の場合、強い画像処理だとリム強調や二重リムなどの弊害でアーティファクトの「偽返し」が出ることもあって、やはり眼やモニターで直接確認が必要と思います。
2026年5月8日記事内で示した秤動域の赤青ベルトと前述「返し」を、今朝の月でStellariumシミュレートすると下B図になります。狭いながらも、湾状になった返しが分かるのは確かな証拠になりそうですね。
天候不順はまだまだ続く様子。明日以降どうなるでしょうか?
何度か撮影&観察したものの、空はなかなかすっきりしてくれません。ところが薄明をしっかり感じ取れるようになったころ、嘘のように凪が訪れシーイングが改善されました。カメラは赤外透過フィルターを付けていたので、薄明の影響を遅らすことができました。
左は11日3:30頃の撮影で、太陽黄経差は約280.37°、撮影高度は約24.89°、月齢は23.28。コペルニクスやロンゴモンタヌスが日没を迎え、咆哮を上げていました。フラ・マウロあたりが見えるかと思ってたらもう影の中。直線山脈も半分くらい影が入り組み、複雑な見え方です。意外にもバイイが見えていました。ちなみに2026年4月15日記事で取りあげたキャロル・クレーターもしっかり写っていますので探してみてください。
東の海は前夜と比較して更に1°ほど地球側に向いています。はっきりと海が広がってるとは言い難いけれど、南部を取り囲むクレーター縁が対岸側で逆「し」の字を作っている(下A画像の黄色矢印/個人的に「返し」と言っている)ことが、私のなかでは「オリエンタレ盆地が見える」と言える判断基準になっています。ただし画像の場合、強い画像処理だとリム強調や二重リムなどの弊害でアーティファクトの「偽返し」が出ることもあって、やはり眼やモニターで直接確認が必要と思います。
2026年5月8日記事内で示した秤動域の赤青ベルトと前述「返し」を、今朝の月でStellariumシミュレートすると下B図になります。狭いながらも、湾状になった返しが分かるのは確かな証拠になりそうですね。
天候不順はまだまだ続く様子。明日以降どうなるでしょうか?





