パンスターズ彗星が近日点を通過2026/04/20

PUNCH_L0_CR3_20260419152828_v0k
本日朝にパンスターズ彗星が近日点を通過しました。今朝時点の最新軌道要素によれば、通過日時は4月19日21:25:46UTC(20日6:25:46JST)とのこと。当地は雲が多く、たまに薄いところから1等星がぼんやり見える程度。彗星は全く見えませんでした。

左は太陽圏観測衛星PUNCHがとらえた近日点通過6時間前のパンスターズ彗星。緑矩形のところを強調すると右下画像のようになります。秋の四辺形をまたぐほどの尾が見事。太陽からは0.499AUも離れてますから、融けて無くなったりしないでしょう。それにしてもPUNCHの像は周辺が酷いなあ…。

PUNCH_L0_CR3_20260419152828_v0k
地球接近は4月26日18:24:24JSTごろ。接近と言っても0.489AUも離れています。これらの距離の関係でまだ光度増光は続き、ピークは4月25日19:27JSTごろ。また太陽黄経方向に重なる(合を迎える)のは4月26日9:04:50JSTごろで、この前後は太陽観測衛星SOHOのLASCO-C3カメラにも写るでしょう。

尾の見かけの方向角は現在280°付近。ただ、地球に向かうように尾が流れる向きを変えているため、4月16日付近を境に見かけの長さは急速に短くなっています。(尾自体は本日の近日点まで長くなり続けていると予想されます。)

見かけの方向角は合前後で急速に時計回りに動き、4月末には128°辺りまで減り続けます。日本からは宵空に低過ぎて観察が困難ですが、もし見えれば地面に沿うようにとても長い尾が伸びているはず。実は4月末以降は4月中旬よりも長い尾が期待できるのですが…。ううむ。うまくいきませんね。明け方にがんばって観察している方々も、明日、明後日あたりが見納めになると思われます。しっかり見届けてください。

今日の太陽2026/04/20

20260420太陽
春分から二節気が過ぎ、二十四節気の「穀雨」を迎えました。昨夜から今朝も曇り。期待してた宵空の月や金星、すばるの接近は見えませんでした。今日も雲多めですが、朝のうち雲が薄かったので何とか太陽観察できました。

20260420太陽リム
左は9時ごろの太陽。薄雲越しのため十分な解像が出ていません。左上に明るく広がる領域が見えてきました。黒点はなさそうで、白色光では白斑が見えていると思われます。4時方向と8時方向のプロミネンスがなかなか立派。

賑やかになり始めた宵の西空2026/04/20

20260420宵空の天体たち
夕方から崩れるはずが、意外に雲が少ないまま宵を迎えました。せっかくなので西空に集合している天体たちを拝みに公園へ。

今宵は月、金星、天王星、プレアデス星団、ヒアデス星団が集っていました。街中で街灯が明るいけれど、天王星以外は肉眼でも見つけられました。ただ、写真を撮ろうとするたび、なぜか飛行機がひっきりなしに飛び込んできて…。

今後しばらくは沈む冬の星々や木星が代わる代わるこの光景に出入りし、さぞ賑やかなことでしょう。夕涼みがてら楽しんでくださいね。