SOHOがとらえたパンスターズ彗星2026/04/24

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太陽観測衛星SOHOのLASCO-C3カメラ写野内にパンスターズ彗星(C/2025 R3)が写り始めました。

24日0時現在に確認した範囲では23日11:18UTC(20:18JST)撮影のコマから写っています。2026年4月8日記事に提示した予想図に対して約1時間の遅れで(左画像参照/日時はUT)、これは誤差の範囲内。(※予想図は平均的なSOHO位置で計算してるため、視点位置が若干ズレている可能性があります。)

今後の彗星は約80時間かけて写野を横切ります。この間、4月24日11時UTCごろに黄道面を通過、26日9:24UTCごろ地球に最も近くなります。このころの彗星は太陽と地球のちょうど中間あたり。尾を“地球側”へ向ける時期で、見かけの尾の長さは(計算上)短くなります。前方散乱によって彗星や尾が明るくなるかも知れません。

パンスターズ彗星(C/2025 R3)
また太陽の表側で強いCMEなどが起こると尾の形状に変化をもたらす様子が見える可能性もあるでしょう。18日UTあたりにも尾の大きな乱れが観測されましたので、同じようなことがSOHOで見えたら面白いかも。ゆったりと見守りましょう。随時右のようなGIF動画を作りたいと思います。

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【追記】
24日18:30JST時点ではまだ“青SOHO”画像(LASCO-C3・JPEG画像のこと)24日ぶんは全く公開されていません。きっと混み合っているのでしょう。

未処理のfitsは8:54UTC(17:54JST)撮影ぶんまで出ていましたので、簡単ストレッチ+天体マーキング画像をお届けします。彗星がずいぶん進みましたね。