この秋に期待の彗星たち2025/08/24

20250823_ATLAS彗星(C/2025 K1)
実は初撮影のATLAS彗星(C/2025 K1)。少し前から尾を伸ばし明るくなってることも知っていましたが、何しろ梅雨以降毎日のように夕方になると雲が出てしまう日が続いたので、全く撮影できませんでした。8月下旬になり、薄暮終了時点で西空の高度が下がり始めていたのでヤキモキ。(付近の建物の関係で、西空の撮影ができるのは40°位まで。)昨夕も空全面に薄雲が出ていましたが、いつもより薄いと判断、ATLAS彗星に望遠鏡を向けました。

現在11等台になってますが、霞んだ空で期待ほどは写りませんでした。移動も早く、もっと一コマを短く撮らなくてはなりません。でもまぁ尾が写ったから良し。一週間後はもう我が家から撮影不可能な位置のため、これが最初で最後かも!?。一番明るくなる10月1週目頃は8等台ですが、太陽に近過ぎて無理。その後明け方側で高度を上げながら9→10等と暗くなる様子を観察できるでしょう。

20250825_Lemmon彗星(C/2025 A6)
晴れが持ったので、今朝方もうひとつ彗星を電線越しに撮影。Lemmon彗星(C/2025 A6)です。予報を大幅に上回り急に明るくなってきたそうで、現在11等台。撮影画像を仕上げてみると淡いコマが大きく広がっており、空が良いところで撮ったらC/2025 K1の尾と同程度の幅がありそうです。7月までは太陽に近過ぎてコマが写らなかったでしょうから全光度が低くなりがちなのは仕方ありません。(追記:Michael Jaegerさんのこの画像でコマの視直径を測ると明るいところだけでも4′あまり。地心距離2.268AUだから結構大きいですね。ちなみに私の画像では2′あたりまでしかコマが写っていません。)

こちらは9月末ごろまで高度が上がるものの、10月中旬には北東の空で急速に下がります。そのころは夕空にも見え出し、7-8等台になっているでしょうか。10月末頃を中心に5等台まで明るくなる予報です。ただ、観察できても高度20°程度ですから、障害物が多いと難しいかも知れません。

もうひとつフィエチジョシュ彗星(C/2024 E1)も来年1月に5等台との予報ですが、そのころは太陽に近くて観察できません。年末にSOHO写野を横斬る見込みですが、暗いので見えるかどうか…。この彗星はいま13等台で宵空高く見えますから、お天気が良ければ望遠鏡を向けてみてください。(フィエチジョシュのスペルはWierzchos。)

コメント

トラックバック