簡単カメラでペルセ群の記録を試みる ― 2023/08/13
今年のペルセウス座流星群は13日夕方がピークだそうで、鋭いピークを持つこの流星群を観察するなら13日夜から14日朝にかけての時間帯に限ります。月明かりの影響もほとんどなく最高の条件なのですが、運悪く台風が接近中。前夜の12日日暮れから13日未明に天の川が見えるほどの晴れ間があったたため、簡単な記録撮影をしてみることにしました。
近年はCMOSセンサーもコンパクトで安価なミニサイズ(1.25インチアイピース径)のものが豊富になったので、これに小さな広角アングルのC/CSマウントレンズを付ければカメラに早変わり(電源はPCから供給)。赤外感度も高めなので、言わば「手乗り防犯カメラ」風の星空監視+流星カメラになります。最近はAtom Cam2など防犯ネットワークカメラの星空観察転用(要電源)も流行ってますね。20年くらい前にToUcamなどのWEBカメラが惑星カメラに転用されていたのを彷彿とさせます。RaspberryPiカメラなんかもうまく設置したら流星カメラになりそう。今回は手乗り白黒CMOSカメラを5分くらいで仕立ててカメラ三脚にガムテープ(笑)でくくり付け、ベランダに出して西空高くに向けました。(※東側は街灯がすさまじいため、広角だとゴーストが半端ないのです。)できれば屋根に設置したかった…。
固定撮影、高感度・1コマ30秒露出、動画ではなく静止画記録の設定で23時台から始めました。※微光星の写し取りではなく流星記録が主目的なら、もっと短時間露光…数秒程度でこれくらい写る感度設定のほうが望ましいけれど、今回は試し打ちと言うことで。でも2時間ほどで皆曇→夜明けに大雨となってしまいました。一番期待していた明け方の空を撮れなかったのは残念ながらも、三つの流星らしき光跡を捕らえました。(※流星ではなく人工衛星のフラッシュの可能性もありますが…。)左上は13日0:06のショット。上段右寄りのはくちょう座を縦方向に流れていますね。カメラは上が天頂方向、概ねカメラと逆の方位にペルセウス座があるので、縦方向に向かう光跡は群流星の可能性があります。なお画像中央付近で8等星が容易に判別でき、左上のモヤは街灯のゴースト、四隅は周辺のケラレです。
もう2コマは下画像。画像Aは上段左寄りのいるか座を横切っています。これは方向が違うので散在流星もしくは人工衛星でしょう。画像Bはかなり雲に覆われていますが、左下に光跡が見えます。みずがめ座からやぎ座方向に流れています。群流星の可能性が高く、放射点から遠いほど飛距離が長いという性質とも合致します。街中でも工夫次第でこのように撮影観察できるわけですが、2001年のしし座流星群(下C画像)を見てしまった身としては、雨のごとく降る流星群じゃないと物足りないわけでして…。
近年はCMOSセンサーもコンパクトで安価なミニサイズ(1.25インチアイピース径)のものが豊富になったので、これに小さな広角アングルのC/CSマウントレンズを付ければカメラに早変わり(電源はPCから供給)。赤外感度も高めなので、言わば「手乗り防犯カメラ」風の星空監視+流星カメラになります。最近はAtom Cam2など防犯ネットワークカメラの星空観察転用(要電源)も流行ってますね。20年くらい前にToUcamなどのWEBカメラが惑星カメラに転用されていたのを彷彿とさせます。RaspberryPiカメラなんかもうまく設置したら流星カメラになりそう。今回は手乗り白黒CMOSカメラを5分くらいで仕立ててカメラ三脚にガムテープ(笑)でくくり付け、ベランダに出して西空高くに向けました。(※東側は街灯がすさまじいため、広角だとゴーストが半端ないのです。)できれば屋根に設置したかった…。
固定撮影、高感度・1コマ30秒露出、動画ではなく静止画記録の設定で23時台から始めました。※微光星の写し取りではなく流星記録が主目的なら、もっと短時間露光…数秒程度でこれくらい写る感度設定のほうが望ましいけれど、今回は試し打ちと言うことで。でも2時間ほどで皆曇→夜明けに大雨となってしまいました。一番期待していた明け方の空を撮れなかったのは残念ながらも、三つの流星らしき光跡を捕らえました。(※流星ではなく人工衛星のフラッシュの可能性もありますが…。)左上は13日0:06のショット。上段右寄りのはくちょう座を縦方向に流れていますね。カメラは上が天頂方向、概ねカメラと逆の方位にペルセウス座があるので、縦方向に向かう光跡は群流星の可能性があります。なお画像中央付近で8等星が容易に判別でき、左上のモヤは街灯のゴースト、四隅は周辺のケラレです。
もう2コマは下画像。画像Aは上段左寄りのいるか座を横切っています。これは方向が違うので散在流星もしくは人工衛星でしょう。画像Bはかなり雲に覆われていますが、左下に光跡が見えます。みずがめ座からやぎ座方向に流れています。群流星の可能性が高く、放射点から遠いほど飛距離が長いという性質とも合致します。街中でも工夫次第でこのように撮影観察できるわけですが、2001年のしし座流星群(下C画像)を見てしまった身としては、雨のごとく降る流星群じゃないと物足りないわけでして…。
迫る台風7号と、久々の越境台風8号 ― 2023/08/13
今日の当地・茨城県南部は迫る台風7号のアウターバンドと解釈できなくも無い降雨帯が断続的に通過し、夜明け頃から強い雨になったり雷が鳴ったりしています。左は本日15時の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。赤点線が台風中心の直径1000km円。ナチュラルカラー処理のため、薄水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。
衛星画像には7号の他にもうひとつ台風が写っており、これは昨日9:00から登場していた台風8号です。登場と言うのもおかしな話ですが、この台風「ドーラ/DORA」はもともとメキシコ沖の太平洋で発生したハリケーンがハワイ南海上を通り、日付変更線をまたいで気象庁監視区域に入ってしまった「越境台風」なのです。
右下図は8月頭に発生した頃のハリケーンDORA進路予報(JTWCから引用)。記憶が間違ってなければ2018年の台風17号「ヘクター/HECTOR」以来の越境ではないかと思われます。名前はハリケーン時のものを引き継ぎましたので、台風9号からの命名リストはひとつずれることになります。8号は西進から北進へと変わる予報で、日本には影響無いとのこと。
いっぽう7号は強い勢力を保ちつつ自転車並の速度で西日本に近づいており、左上画像のとおり中心が本州太平洋海岸まで500kmのところにいます。中心が上陸するであろう近畿などだけでなく、広範囲に影響が出そう。お盆帰省の復路にも混乱が予想されます。くれぐれも安全最優先で行動してくださいね。関東の水がめは9ダム合計の貯水量が6割程度とかなり低く、災害にならない程度のまとまった雨が欲しいところではあります。自然現象ですから人が願うようになってはくれないんですけどねぇ。