群馬の小嶋さんが突発天体発見&今朝の土星 ― 2025/07/27
7月25日21:30少し前、群馬県の小嶋正さんがへびつかい座に13.8等の突発天体を発見したとのこと。昨夕は薄雲が流れっぱなしで風もやや強かったのですが、雲間から撮れるかも知れないと望遠鏡を向けてみました。
発見位置には若干青みを帯びた白っぽい星がありました。モニターでも余裕で見える明るさです。矮新星…かな?
(補記)
大きな初期スーパーハンプ振幅を伴う可能性があるWZ Sge型の矮新星かも知れないのこと(via:vsnet-alert 28092)。
その後少し仮眠したのですが、未明になっても雲はとれません。せっかくなので土星を撮影。途中で何度も減光し、また風に煽られて飛び跳ねました。36分デローテーションをどうにかまとめてみました。シャープさが少し落ちてますね。
環の左下はタイタン。土星の向こう側を東(左)へ移動してるのですが、赤道面からずいぶん外れてるように見えますね。軌道傾斜は0.3°程度だからほぼ赤道面を回ってるのですが、軌道半径が大きいため、地球から見た環の傾斜が少しでも大きくなると環の面から外れてしまったように錯覚するのです。
衛星の軌道を描くと分かり易いでしょう(右図/Stellariumによる)。環の消失が起こった3月24日に一番近く、今朝のようにタイタンが土星の向こう側にいる日時と比較してみました。
環の消失の頃は他の衛星とともに環の軌道がまるで環そのもののように東西に伸びて分布し、南北方向が潰れています。従ってタイタンも環に乗ったような位置にいます。ところが今朝の環の面は-3.48°傾いていました(惑心換算)。一見して小さい値ですが、土星から遠いところを回るタイタンの軌道は地球から見てかなり大きな楕円(A環外周の約9倍相当)になります。このため南北方向にも離れてしまうのです。
今後11月24日頃まで再び環の傾斜が無くなってゆくため、タイタンもまた環に近くなります。11月14・15日、または11月30日・12月1日はタイタンが土星の向こう側、環のすぐ下を通ってゆきます。ぜひ確認してみてください。
発見位置には若干青みを帯びた白っぽい星がありました。モニターでも余裕で見える明るさです。矮新星…かな?
(補記)
大きな初期スーパーハンプ振幅を伴う可能性があるWZ Sge型の矮新星かも知れないのこと(via:vsnet-alert 28092)。
その後少し仮眠したのですが、未明になっても雲はとれません。せっかくなので土星を撮影。途中で何度も減光し、また風に煽られて飛び跳ねました。36分デローテーションをどうにかまとめてみました。シャープさが少し落ちてますね。
環の左下はタイタン。土星の向こう側を東(左)へ移動してるのですが、赤道面からずいぶん外れてるように見えますね。軌道傾斜は0.3°程度だからほぼ赤道面を回ってるのですが、軌道半径が大きいため、地球から見た環の傾斜が少しでも大きくなると環の面から外れてしまったように錯覚するのです。
衛星の軌道を描くと分かり易いでしょう(右図/Stellariumによる)。環の消失が起こった3月24日に一番近く、今朝のようにタイタンが土星の向こう側にいる日時と比較してみました。
環の消失の頃は他の衛星とともに環の軌道がまるで環そのもののように東西に伸びて分布し、南北方向が潰れています。従ってタイタンも環に乗ったような位置にいます。ところが今朝の環の面は-3.48°傾いていました(惑心換算)。一見して小さい値ですが、土星から遠いところを回るタイタンの軌道は地球から見てかなり大きな楕円(A環外周の約9倍相当)になります。このため南北方向にも離れてしまうのです。
今後11月24日頃まで再び環の傾斜が無くなってゆくため、タイタンもまた環に近くなります。11月14・15日、または11月30日・12月1日はタイタンが土星の向こう側、環のすぐ下を通ってゆきます。ぜひ確認してみてください。





