年内最後(?)の紫金山・アトラス彗星2024/12/30

20241229_C/2023A3
年末までの宵の天気が不安定なようなので、昨宵の晴れ間に年内最後のつもりで紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を撮影しました。暗くなったけど、まだしっかり見えています。尾の長さは3.5′角程度。

高度がいっそう下がったため、左画像の撮影終了時の彗星高度は約11.6°。同じ時刻なら来年元日の宵はもう10°を下回ります。2025年最初の一週間が宵空の限界かも知れませんね。うまく晴れてくれるかどうか…。低空ですから透明度も大きく絡んできます。

夕空から姿を消した後、私の家の立地条件では2月の明け方まで見えなくなります。きっと更に暗くなっていることでしょう。

今日の太陽とハロ現象2024/12/30

20241230太陽
昨夜は概ね晴れましたが、明け方に向かってだんだん透明度が落ちたように感じました。今日朝からは薄雲が多くなりつつあります。今夜は惑星を楽しもうと思ってたけれど難しそう。特に木星は衛星の影が二つ+大赤斑が同時に横切る貴重なチャンスなのだけれど…。

20241230太陽リム
左は10:30ごろの太陽。薄雲越しです。昨日16:17JSTをピークとするX1.11クラス、および本日13:14をピークとするX1.59クラスフレアが発生しました。いずれも場所は右上の目立つプラージュのところ(活動領域13936)です。左画像を撮影中も明るく感じました。左端やや下から活発そうな領域が見え始まりました。お正月はここが楽しめるかな?

20241230幻日
日中から時々小さな幻日が見えていました。右画像は15時ごろの西空。矢印のところです。