小惑星バウアスフェルダ観測キャンペーン ― 2024/01/13
日本プラネタリウム協議会(JPA)が小惑星「(1553)バウアスフェルダ」観測キャンペーンを行っていると耳にしたので、昨夜の晴れ間に撮影してみました。
カール・ツァイス社が投影型機械式プラネタリウムを作ったのが1923年だから、今年度は「プラネタリウム100周年」なのだそうです。光学技術者のウォルター・バウアスフェルド(Walther Bauersfeld)はプロジェクトの中心人物だったそうで、小惑星(1553)Bauersfelda(バウアスフェルダ)に名が残っています。100周年にちなみ、この小惑星を撮影してみようという試みのようです。
衝の時期には15等台前半まで増光するので、多分8cmから10cm程度の望遠鏡(長焦点)でも写せるでしょう。左上画像は12.7cm望遠鏡で光害の多い街中から撮ったもの。PCモニターでもはっきりした星像を結びました。ただシーイングがとても悪かったため、星像はかなり肥大しています。関東の冬では、こればかりは避けようがありません。
小惑星Bauersfeldaは5年弱で太陽を回るメインベルト小惑星です。こんなこともなければ目を向けてもらえない小天体でしょう。ぜひキャンペーンに参加して思いを馳せてみてください。氏の作った機械は現代で大きく進化し、1世紀経った今もたくさんの人を楽しませいてます。
カール・ツァイス社が投影型機械式プラネタリウムを作ったのが1923年だから、今年度は「プラネタリウム100周年」なのだそうです。光学技術者のウォルター・バウアスフェルド(Walther Bauersfeld)はプロジェクトの中心人物だったそうで、小惑星(1553)Bauersfelda(バウアスフェルダ)に名が残っています。100周年にちなみ、この小惑星を撮影してみようという試みのようです。
衝の時期には15等台前半まで増光するので、多分8cmから10cm程度の望遠鏡(長焦点)でも写せるでしょう。左上画像は12.7cm望遠鏡で光害の多い街中から撮ったもの。PCモニターでもはっきりした星像を結びました。ただシーイングがとても悪かったため、星像はかなり肥大しています。関東の冬では、こればかりは避けようがありません。
小惑星Bauersfeldaは5年弱で太陽を回るメインベルト小惑星です。こんなこともなければ目を向けてもらえない小天体でしょう。ぜひキャンペーンに参加して思いを馳せてみてください。氏の作った機械は現代で大きく進化し、1世紀経った今もたくさんの人を楽しませいてます。