アルテミス2・オリオン宇宙船から見た夜の地球 ― 2026/04/05
2日に打ち上げられたアルテミス2・オリオン宇宙船は順調に飛行を続けているようです。宇宙船の窓越しにクルーが撮影した地球の画像が話題になっています(左画像/NASAブログ・アルテミス2のページより引用)。
一見すると気象衛星が撮影した真昼側の全球みたいに見えますが、これは夜側なのだそうです。その証拠に地球右下が明るくなって、間もなく朝を迎える…つまり地球の向こう側に太陽が隠れている位置関係と言うことです。明るく見えるのは撮影者の背中側に満月が輝いているからですね。地球照ならぬ、月照?
地球に写っている地形と周囲の星をたよりに、“人力”プレートソルブしてみました。下A画像にマーカー入りを掲載します。まず地球左寄りの赤茶けた陸地はどうみてもサハラ砂漠で、下側にジブラルタル海峡をはさんでスペイン・ポルトガルが写っていることから間違いないでしょう。街明かりも見えますね。ということは中央の海が大西洋、右側の大陸は南アメリカということになります。つまり上が南極、下が北極の写真ですね。
方向が分かり、太陽の居場所が分かれば、近くの明るい星を特定できます。残念ながら金星しか写ってませんが、地球に隠れた位置に土星、火星、水星もいるはず。そしてMAPS彗星も隠れています。黄道光が地球から右下へのびているので、ここまで分かれば恒星の特定は簡単です。
オリオン宇宙船までの距離と、月と宇宙船間の距離も計算してみました(下B図/JPL-HORISONZ+自作プログラムによる)。打ち上げ直後から帰還近くまで計画通りならこのようになるはずです。昨日4日6:20JSTごろ月平均距離の半分に到達、6日15:30JSTには月平均距離に達します。また同日21:40には月からの距離が40000kmを切り、正念場を迎えることでしょう。アルテミス1では無人のオリオン宇宙船が有人可能宇宙船として最遠となる約432210kmを記録しました。今回これを越えることはありませんが、計算上は最遠で413155.7km(7日8:10前後)に達し、アポロ13号の有人最遠400171kmを越えそうです。
一見すると気象衛星が撮影した真昼側の全球みたいに見えますが、これは夜側なのだそうです。その証拠に地球右下が明るくなって、間もなく朝を迎える…つまり地球の向こう側に太陽が隠れている位置関係と言うことです。明るく見えるのは撮影者の背中側に満月が輝いているからですね。地球照ならぬ、月照?
地球に写っている地形と周囲の星をたよりに、“人力”プレートソルブしてみました。下A画像にマーカー入りを掲載します。まず地球左寄りの赤茶けた陸地はどうみてもサハラ砂漠で、下側にジブラルタル海峡をはさんでスペイン・ポルトガルが写っていることから間違いないでしょう。街明かりも見えますね。ということは中央の海が大西洋、右側の大陸は南アメリカということになります。つまり上が南極、下が北極の写真ですね。
方向が分かり、太陽の居場所が分かれば、近くの明るい星を特定できます。残念ながら金星しか写ってませんが、地球に隠れた位置に土星、火星、水星もいるはず。そしてMAPS彗星も隠れています。黄道光が地球から右下へのびているので、ここまで分かれば恒星の特定は簡単です。
オリオン宇宙船までの距離と、月と宇宙船間の距離も計算してみました(下B図/JPL-HORISONZ+自作プログラムによる)。打ち上げ直後から帰還近くまで計画通りならこのようになるはずです。昨日4日6:20JSTごろ月平均距離の半分に到達、6日15:30JSTには月平均距離に達します。また同日21:40には月からの距離が40000kmを切り、正念場を迎えることでしょう。アルテミス1では無人のオリオン宇宙船が有人可能宇宙船として最遠となる約432210kmを記録しました。今回これを越えることはありませんが、計算上は最遠で413155.7km(7日8:10前後)に達し、アポロ13号の有人最遠400171kmを越えそうです。



