今日の太陽2026/08/26

20260826太陽
昨夜から今朝は晴れたようですが、途中何度か見た範囲では薄雲があちこちかかっており、透明度もかなり悪い状態。撮影観測する気になれませんでした。今日太陽が高くなるまではそれなりに晴れましたが、昼前からは雲が多くなってしまいました。明日・明後日は天気が悪い予報。

20260826太陽リム
左は8:20ごろの太陽。活動領域14513は中央を越えました。脇を固める14515・14517もあわせて右半球へ。またしても左半球が空っぽです。細かなプロミネンスが左リムにびっしり。特に驚いたのは北極近くにも生えていたこと。ここまで高緯度も珍しい。

今日の太陽2026/08/25

20260825太陽
久しぶりに朝から良い天気。ところどころ薄雲はあるものの青空優勢。ただシーイングは悪いです。そして暑い。

20260825太陽リム
左は8:10ごろの太陽。明け方から13時過ぎまでの間に活動領域14513でMクラスフレアが3回発生。※その後夜に入って19時過ぎにM6.98クラスフレアも発生。地球正面なので大きな磁気嵐が来るでしょうか?プロミネンスは左リムにたくさん。宙に浮いてるのもありますね。

みちびき7号をつかまえる2026/08/25

20260824_みちびき7号
昨夜から今朝にかけて良い天気だったので、複数天体の観察を計画。まずは宿題だったQZS-7の検出から。

QZS-7、通称みちびき7号機は8月11日に打ち上げられたばかり。多くの方は打ち上げたロケットイベントばかり注目してしまうようですが、大切なのは打ち上げられた小さな衛星のほう。これに注目せずして何になりましょう。22日には予定軌道投入がアナウンスされました。

投入されたのは東経184.5°上空の準静止軌道。つまり日付変更線と赤道が交差する地点の真上におり、地球赤道に対してわずかな軌道傾斜があるということ。これを日本から見ると、常に東の空、天の赤道付近で、高度30°あたりに居続け、周期的に小さな8の字を描いているはずです。

前日明け方に僅かな晴れ間があったため、ちょうどM42付近を飛んでいるはずのQZS-7を星雲と一緒に撮ってみました。ただ、全てのコマに雲がかかってたことや、よく考えれば明け方は逆光になってしまい、観察者側が影になって光度が落ちるでしょう。良いタイミングでフレアが出る可能性はあるけれど、まぁ望み薄でしょう。

そこで昨夜は順光位置で撮ることに。ちょうど20:40ごろ地球影の真北に来ているはずで、春分・秋分前後の一ヶ月くらいは地球影に隠される時間帯もあるので、21:30-22:30あたりが見やすい時間でしょうか(またはもっと早い薄明終了頃の時間帯)。

この狙い通り、衛星位置を写野に導入したらモニターですぐ分かりました。記事冒頭の固定撮影、および下A画像の恒星ガイド撮影の二種類を撮りました。衛星自体は10等後半〜11等と見積もりましたが、移動天体なので、恒星ガイドしてしまうと擦れた線のようになります。

また、ひとコマ5秒と言う短い露出にも関わらず赤緯方向の移動が速く、結果として衛星位置基準スタックでは恒星の軌跡が階段状になってしまいました。これを回避するには1秒以下の露出にするか、衛星追尾ソフトを導入するしかないでしょうね。

少し間をおいて土星も撮りました。シーイングはほどほどでしたが、残念ながら風がやや強かったことと、途中から薄雲が広がってしまいました。またどういうわけかADCがうまく機能せず、色ズレが出てしまいました。原因不明です。

  • 20260824_みちびき7号

    A.みちびき7号
  • 20260825土星

    B.土星


2026年の台風19・20・21号が発生、よつどもえ!2026/08/24


20260824-0900JST気象衛星
22日から立て続けに三つの台風が発生しました。

気象庁によると、21日15時から「台風になるかも知れない」と告知されていた熱帯低気圧が22日9時に台風19号「ナーラ/NARRA」、22日9時から同様の熱帯低気圧が同日12時に台風20号「ケナリ/GAENARI」、22日21時から同様の熱帯低気圧が本日24日9時に台風21号「アッサニー/ATSANI」になりました。現在四つの台風があります。

左画像は21号発生時の気象衛星ひまわり画像(画像元:CIRA/画像処理・地図等は筆者)。赤点線円は各台風中心の直径1000km円です。ナチュラルカラー処理のため、薄水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。画像右端の嵐は観測史上もっともハワイ島に接近したハリケーン「ララ/LALA」がトロピカルストームにグレードダウンして、いまだ健在。もう5°ほど西進したら越境台風になる位置ですが、そこまでに衰退する予報(JTWC)です。

四つの台風のなかでいちばん強い18号は予報通り西北西に進み、明日午前に南大東島、明後日26日には沖縄本島を通過するようです。立て続けで大変ですが油断せずにお過ごしください。