埼玉の大越さんが超新星発見 ― 2024/01/22
少し遡りますが17日5:26ごろ、埼玉県の大越英比古さんがNGC6106に16.2等の超新星候補天体を発見したとのこと。その後に分光されてType-Ibの超新星であることが確定しました。すぐ撮影したかったけれどなかなか天気が回復せずヤキモキしていました。
一昨日から昨日にかけても曇りや雨が続きました。昨日宵から徐々に快星へ転じましたが昼間の強風が残り、一時7m/s越えに達しました。このため空高く輝いていた美しい月を観ることは諦めました。
夜半過ぎから今朝にかけてようやく風が収まったので、超新星を撮影した次第。左画像が大越さんの発見したSN2024ahvです。同じ頃撮影していた星仲間の(の)さんによると光度が15.5等まで増光しているようです。
南中を迎えようとしていた板垣公一さん発見のSN2024gyも撮ってみました(右画像)。こちらはとうとう12等台に入ったようで、10日前の12日に撮影した画像と比べても増光がはっきり分かります。そろそろ止まるかな?
新年からこっち国内での発見が続いており、今年の星空も希望に充ち満ちているようで嬉しい限り。
一昨日から昨日にかけても曇りや雨が続きました。昨日宵から徐々に快星へ転じましたが昼間の強風が残り、一時7m/s越えに達しました。このため空高く輝いていた美しい月を観ることは諦めました。
夜半過ぎから今朝にかけてようやく風が収まったので、超新星を撮影した次第。左画像が大越さんの発見したSN2024ahvです。同じ頃撮影していた星仲間の(の)さんによると光度が15.5等まで増光しているようです。
南中を迎えようとしていた板垣公一さん発見のSN2024gyも撮ってみました(右画像)。こちらはとうとう12等台に入ったようで、10日前の12日に撮影した画像と比べても増光がはっきり分かります。そろそろ止まるかな?
新年からこっち国内での発見が続いており、今年の星空も希望に充ち満ちているようで嬉しい限り。
今日の太陽 ― 2024/01/22
20日23:07に二十四節気の「大寒」を迎えました。地球は原点(春分点)から300°ぶん公転し、残り60°を回り終えれば新たな一周が始まります。地球を中心に考えれば、黄道を少しずつ北上している太陽が天の春分点(天の赤道を黄道が南から北へ交差する点)に達するまで、残り60°ということ。待ち遠しい春ももうすぐ。
左は10時過ぎの太陽。このところあまり日の光が差しませんでしたが、今日の昼前までは少しだけ青空が見えました。ちょっと見ない間に左上の大きな黒点を有する活動領域13559がずいぶん発達しました。いまのところ左リムに新たな黒点は見えず、またしても右半球優勢の太陽面になりつつあります。右上リムの「このぉ木なんの木…」みたいな巨大プロミネンスが素晴らしい。
左は10時過ぎの太陽。このところあまり日の光が差しませんでしたが、今日の昼前までは少しだけ青空が見えました。ちょっと見ない間に左上の大きな黒点を有する活動領域13559がずいぶん発達しました。いまのところ左リムに新たな黒点は見えず、またしても右半球優勢の太陽面になりつつあります。右上リムの「このぉ木なんの木…」みたいな巨大プロミネンスが素晴らしい。