夕空の西村彗星、再度挑戦 ― 2023/09/19
昨夕から今朝にかけて良く晴れてくれました。夕空で高度を下げつつある西村彗星(C/2023 P1)を捉まえられるか、前日に続き挑戦しました。
装備、方法とも全く同じにしたので気持ちに余裕が生まれ、作業は問題なく進みました。ただ屋外の風が強かったため、影響が少なくなるよう設置に気を使いました。日没になってから彗星が見え始まるであろう時間まで30分ほどあり、その間に月も撮影できました(右下画像)。高倍率デジカメでのお手軽撮影なので細部はよく分かりませんが、月がそそり立つ角度の記録になりますね。
彗星は前日より南下し、電線がやや狭くなっているところを通るコース。発見は早くできたけれど、電線の隙間および低空に薄くたなびくモヤとのタイミング合わせに苦労しました。彗星のすぐ上、1時の方向に写っているのはHIP61149(7.5等)。撮影時の彗星との離角はおよそ15′角。緩く右カーブする尾が見えている気がするのですが、気のせいでしょうか。山の上など好条件での撮影画像を拝見できれば良いのですが…。
仮眠後、これも前夜同様に木星を観察。前夜は雲に泣かされたから、今回は早めに撮影開始しました。GRSを撮るつもりは全く無かったのに、なぜかほぼ正面になりました。シーイングがかなり悪く、個々の模様は良く見えるのに全体が踊り狂ったかのようでした。地震ではないかと疑うほどです。GRSに接する二本の“まつ毛”がチャーミーですね。
木星観察中は全く雲が無く、その後も夜明けまで快星でしたので、もうひとテーマチャレンジすることができました。これはまた別の機会に。(※→2023年9月24日記事として追記しました。)
装備、方法とも全く同じにしたので気持ちに余裕が生まれ、作業は問題なく進みました。ただ屋外の風が強かったため、影響が少なくなるよう設置に気を使いました。日没になってから彗星が見え始まるであろう時間まで30分ほどあり、その間に月も撮影できました(右下画像)。高倍率デジカメでのお手軽撮影なので細部はよく分かりませんが、月がそそり立つ角度の記録になりますね。
彗星は前日より南下し、電線がやや狭くなっているところを通るコース。発見は早くできたけれど、電線の隙間および低空に薄くたなびくモヤとのタイミング合わせに苦労しました。彗星のすぐ上、1時の方向に写っているのはHIP61149(7.5等)。撮影時の彗星との離角はおよそ15′角。緩く右カーブする尾が見えている気がするのですが、気のせいでしょうか。山の上など好条件での撮影画像を拝見できれば良いのですが…。
仮眠後、これも前夜同様に木星を観察。前夜は雲に泣かされたから、今回は早めに撮影開始しました。GRSを撮るつもりは全く無かったのに、なぜかほぼ正面になりました。シーイングがかなり悪く、個々の模様は良く見えるのに全体が踊り狂ったかのようでした。地震ではないかと疑うほどです。GRSに接する二本の“まつ毛”がチャーミーですね。
木星観察中は全く雲が無く、その後も夜明けまで快星でしたので、もうひとテーマチャレンジすることができました。これはまた別の機会に。(※→2023年9月24日記事として追記しました。)