機材調整がてらATLAS彗星を撮影2023/07/18

20230718_ATLAS彗星(C/2023E1)
昨夜から今朝は概ね快晴でした。夜半までは若干透明度が悪かったけれど、明け方に向かってクリアになり、頭上の天の川がうっすら見えていました。

機材の調子がおかしいため調整がてら天体撮影。そのひとつが左画像のATLAS彗星(C/2023E1)。光度ピークは過ぎたものの、まだまだ明るいですね。ガイドがひとコマ分飛んでおり、その前後で大きく乱れました。時々発生するのですが原因不明。構わず全て合成しました。雲が飛来してガイド星が隠れた、ケーブルが引っかかった、地震が起きた、といった様な原因がはっきりしたものなら対処のしようもありますが、いずれも今回の原因ではなさそうです。

今日の太陽とハロ現象2023/07/18

20230718太陽
いつものように朝から暑い…。近くのアメダスによれば8時台にはもう真夏日(30度以上)、13時に猛暑日(35度以上)に達しました。午前は巻雲が空の7割を覆っていたけれど、昼過ぎからは2割程度に減りました。気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は773、真夏日地点数は572、猛暑日地点数は157、酷暑日地点数は0。

20230718太陽リム
左は12:30過ぎの太陽。朝9:06JSTごろをピークとしたM5.72クラスの強いフレアがありました。8:20ごろにはMクラスに達し、12時過ぎまでMクラスを保っていました。発生場所はここしばらく肉眼黒点を見せていた13363(右下リム近く)です。SDOのAIA131画像を引用し、爆発の様子を記事下AーC画像に示しました。息の長いフレアだったことが分かるでしょう。

左画像でも対応する位置に爆発の名残が写っています。ギリシャ神殿の柱のようなプロミネンスが何とも興味深い。太陽観測衛星SOHOの画像にも複雑なコロナ流線やSnow Storm(フレアによるノイズ)がたくさん見えます(下D画像)。でも流線があちこちに向かって広がってるのはナゼ?まるでカラスウリの花のようです。

20230718環水平アーク
太陽観察の後に、淡い環水平アークが見えました。この時期は南中時の太陽が高すぎて、南中前後の時間に環水平アークが見えません。実は午前中も見えたのですが、カメラの準備をしているうちに消えてしまいました。雲の条件は午前のほうが良かったためどうして一瞬で消えてしまったのか不思議でしたが、太陽高度を調べたら合点が行きました。

  • 20230718_000556_AIA131

    A.フレアピークごろ
  • 20230718_010608_AIA131

    B.Aから約1時間後
  • 20230718_030644_AIA131

    C.Aから約3時間後
  • 20230718-0354UT_SOHO-C3

    D.太陽観測衛星SOHO画像