板垣さん発見の超新星候補天体に挑戦するも惨敗 ― 2022/04/07
去る4月3日4時過ぎ、山形県の板垣公一さんがとかげ座のUGC12173に17.1等の超新星候補天体AT2022ftrを発見したとのこと。ずっと撮影したかったのですが、天気が崩れがちな日々が続いていました。昨夜から今日明け方にかけても空全体を薄い雲が流れていましたが、いつもよりは星が見えています。イチかバチか撮影を試みました。
東側の住宅密集地から昇ってくるのが明け方近く。更には数十本もの電線が横切る方向のため、仮に快晴だとしても撮影に困難が伴います。使える敷地の範囲で1時間程度の露出が可能な場所を探り、機材を組み上げて出待ちしました。
苦労の甲斐あってなんとか銀河は捉えられましたが…光害の強い方向に加え3-4m/sほどの風が望遠鏡を揺らし続け、限界等級は16等前半という有様。該当天体は確認できず、完全に失敗です。急に暗くなってしまった可能性もあるけれど、やはりこれは撮影がダメだったと言うことでしょう。もう一度挑戦したいけれど、いつになったら穏やかに晴れる日はやってくるのでしょうか?
東側の住宅密集地から昇ってくるのが明け方近く。更には数十本もの電線が横切る方向のため、仮に快晴だとしても撮影に困難が伴います。使える敷地の範囲で1時間程度の露出が可能な場所を探り、機材を組み上げて出待ちしました。
苦労の甲斐あってなんとか銀河は捉えられましたが…光害の強い方向に加え3-4m/sほどの風が望遠鏡を揺らし続け、限界等級は16等前半という有様。該当天体は確認できず、完全に失敗です。急に暗くなってしまった可能性もあるけれど、やはりこれは撮影がダメだったと言うことでしょう。もう一度挑戦したいけれど、いつになったら穏やかに晴れる日はやってくるのでしょうか?