今日の太陽・秋分にMクラスフレア発生 ― 2021/09/23
昨夜は曇り時々雨。時々雲間から星や月が見える時間もありました。明け方からは回復しました。
左は11:30前の太陽。ようやく南半球右側の小黒点群に活動領域12874と12875の番号がつきました。現在採番されているのは12871からの五ヶ所です。12871ではこの観察のあと13:42JSTごろになんとM2.85クラスの強いフレアが発生。8月28日のM4.79クラスフレア以来の強さでしょうか。一周回前の活動領域(12860)と同一位置と思われるので、同じところで(地球から見える側では)2回もMクラスフレアが起こったことになりますね。もうしばらく目が離せません。プロミネンスは右上リムのものがまだ頑張ってます。
今日は二十四節気の秋分。昼と夜の時間が一緒…と言いたいところですが、まだ昼のほうが長いです。日出没の定義は「太陽上辺が地平に接したとき」のため、地平下の太陽が少し浮いてしまう効果も含めて昼時間が長めになってしまうからです。
では「昼夜が12時間ずつになる日」はいつでしょうか?ピッタリになることはありませんが、今年でいうと9月26日前後が該当します。右図は当ブログ基準の茨城県つくば市、および沖縄県那覇市、北海道札幌市における計算上の昼時間をグラフにしたもの。縦軸単位は時間です。つくば市では26日の昼時間が12.0095時間となり、昼のほうが約34秒オーバーながら、ほぼはんぶんこになりました。グラフの通り、どの地方でも概ね秋分の日の3、4日後が昼夜等分に近い日になります。※春なら春分の日の3、4日『前』です。
なおつくば市での計算では、昨年2020年9月26日(秋分の日4日後)に昼がわずか1秒オーバー、2024年も9月26日(秋分の日4日後)に夜が3秒オーバーなどとなっており、近年まれに見る正確な等分になってるんですよ。1900年から2100年まで計算したところ、2053年9月26日が夜時間0.55秒オーバーで「極めて昼夜等分に近い日」でした。地域によって日出没が変わりますから差分はもちろん異なるし、近県でもなければ等分日の年号も一致しないでしょうが、全国的に見ると何らかの法則や周期性があると思われます。
左は11:30前の太陽。ようやく南半球右側の小黒点群に活動領域12874と12875の番号がつきました。現在採番されているのは12871からの五ヶ所です。12871ではこの観察のあと13:42JSTごろになんとM2.85クラスの強いフレアが発生。8月28日のM4.79クラスフレア以来の強さでしょうか。一周回前の活動領域(12860)と同一位置と思われるので、同じところで(地球から見える側では)2回もMクラスフレアが起こったことになりますね。もうしばらく目が離せません。プロミネンスは右上リムのものがまだ頑張ってます。
今日は二十四節気の秋分。昼と夜の時間が一緒…と言いたいところですが、まだ昼のほうが長いです。日出没の定義は「太陽上辺が地平に接したとき」のため、地平下の太陽が少し浮いてしまう効果も含めて昼時間が長めになってしまうからです。
では「昼夜が12時間ずつになる日」はいつでしょうか?ピッタリになることはありませんが、今年でいうと9月26日前後が該当します。右図は当ブログ基準の茨城県つくば市、および沖縄県那覇市、北海道札幌市における計算上の昼時間をグラフにしたもの。縦軸単位は時間です。つくば市では26日の昼時間が12.0095時間となり、昼のほうが約34秒オーバーながら、ほぼはんぶんこになりました。グラフの通り、どの地方でも概ね秋分の日の3、4日後が昼夜等分に近い日になります。※春なら春分の日の3、4日『前』です。
なおつくば市での計算では、昨年2020年9月26日(秋分の日4日後)に昼がわずか1秒オーバー、2024年も9月26日(秋分の日4日後)に夜が3秒オーバーなどとなっており、近年まれに見る正確な等分になってるんですよ。1900年から2100年まで計算したところ、2053年9月26日が夜時間0.55秒オーバーで「極めて昼夜等分に近い日」でした。地域によって日出没が変わりますから差分はもちろん異なるし、近県でもなければ等分日の年号も一致しないでしょうが、全国的に見ると何らかの法則や周期性があると思われます。