更に明るいアトラス彗星 ― 2025/01/11
昨夜から今朝もよく晴れたけれど、ひと晩前より風が強く、またしても月惑星の観察は無理でした。でも明け方は2m/s程度まで落ち着き、アトラス彗星(C/2024 G3)のチャレンジは難なくできました。
問題は視界だったのですが、撮影条件を微調整し、10日朝より数分遅い時間まで粘って、高度を稼ぐことができました。左画像は6:18分ごろの撮影で、右辺上寄りの輝星が水星、左下の木々の上に登っているのがアトラス彗星。もうマーカーを入れなくてもはっきり分かりますね。昨日より明るく、尾も更に伸びているようです。
明日は彗星が急速に太陽へ近づくため、この場所から観察する場合はもう10分ほど待たねばなりません。日の出の20分くらい前ですから、頭部がどうにか写る程度でしょうか。
余談ですが、三日連続して早朝のアトラス彗星を撮った中で、今朝が一番透明度が良かったです。日の出前の透明度を知るひとつの目安として、西空のビーナスベルトの明瞭さを観る方法があります。ビーナスベルトの境界は大気がくすんでいるとはっきりしなくなるため、明瞭なベルトが見えるほど透明度が高いということになります。撮影を終えて徒歩で帰宅する途中に西空を眺めていたのですが、今朝のビーナスベルトが一番綺麗でした。
問題は視界だったのですが、撮影条件を微調整し、10日朝より数分遅い時間まで粘って、高度を稼ぐことができました。左画像は6:18分ごろの撮影で、右辺上寄りの輝星が水星、左下の木々の上に登っているのがアトラス彗星。もうマーカーを入れなくてもはっきり分かりますね。昨日より明るく、尾も更に伸びているようです。
明日は彗星が急速に太陽へ近づくため、この場所から観察する場合はもう10分ほど待たねばなりません。日の出の20分くらい前ですから、頭部がどうにか写る程度でしょうか。
余談ですが、三日連続して早朝のアトラス彗星を撮った中で、今朝が一番透明度が良かったです。日の出前の透明度を知るひとつの目安として、西空のビーナスベルトの明瞭さを観る方法があります。ビーナスベルトの境界は大気がくすんでいるとはっきりしなくなるため、明瞭なベルトが見えるほど透明度が高いということになります。撮影を終えて徒歩で帰宅する途中に西空を眺めていたのですが、今朝のビーナスベルトが一番綺麗でした。