2024年の真夏日と熱中症まとめ2024/10/30

2024年・真夏日と熱中症
10月29日に消防庁から「9月の熱中症による救急搬送状況」正式版が発表になったので、今年5月から9月までの真夏日と熱中症グラフ完成版を描きました。元データは消防庁と気象庁によります。7月までの暑さはどかっと暑くなる日と涼しくなる日が極端だったのと、9月の残暑が厳しかった傾向が見て取れます。7月中旬から9月下旬までの棒グラフが壁のようですね。

最高気温30度を越した真夏日地点数の5ヶ月総計はのべ51457地点で、2011年以降で最高だった昨年に次ぐ記録。また最高気温35度以上の猛暑日地点数はのべ10273地点で過去最高でした。今までの最高は去年の7084地点ですから、今年の猛暑はケタ違いです。

搬送者総計はのべ97578人で、過去最高になりました。死亡者も120人にのぼっています。10月最初の週も400人ほど搬送されてますから、油断ならない残暑だったということですね。私が住む関東は「とにかく天気が悪かった」という印象で、湿気に封じ込められた暑さは辛いものがありました。

このグラフと簡単な統計はアーカイブ「真夏日と熱中症」にまとめています。過去と比較したい方はご覧ください。

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