雲間から辛うじて見えた紫金山・ATLAS彗星 ― 2024/09/26
昨夜から今朝は曇り時々雨。雨は夜半すぎて日付が今日になる頃まで降っていました。たまたま4時ごろ起きてみると雨は止み、雲量5割程度の空に美しい月や星々が見えています。紫金山・ATLAS彗星(C/2023 A3)の方向は雲がかかっていたけれど、ひょっとしたら雲間から見えるかも知れない。そう考えて大急ぎで身支度し、二日前に見た場所へ徒歩急行。私は身体の右半分が動かない半身麻痺ゆえ、快晴でも間に合うかどうかぎりぎりのタイミングでした。
現地に到着すると彗星方向は皆曇。でもわずかな雲間がゆっくり移動していたので、大急ぎで機材を組み立て、大雑把にカメラを向けて、あとはひたすら撮影しました。写っているかどうか、露出オーバーになってないか、途中の確認すらせず、勘を頼りにただただシャッターを切り続けます。地面や下草、作業台代わりにしているベンチなどずぶ濡れで、膝から下は靴の中までビショビショ。三時間前まで雨だったのですから仕方ありません。
結果、彗星はほぼ真ん中に捉えており、撮影条件も問題無し。126コマ撮った中の10コマ程度(時間にして40秒間ほど)に写っていました。あまり雲がかかってない5コマに絞ってスタック、仕上げたのが左上画像です。モニター越しで確認した感覚ですが、「めっちゃ明るくなってる!」という印象でした。彗星核もそうですが、何より尾が明るく感じました。向こう十日ほど天気がかなり悪そうなので、何回見ることができるか分かりません。今朝は本当にラッキーでした。
現地に到着すると彗星方向は皆曇。でもわずかな雲間がゆっくり移動していたので、大急ぎで機材を組み立て、大雑把にカメラを向けて、あとはひたすら撮影しました。写っているかどうか、露出オーバーになってないか、途中の確認すらせず、勘を頼りにただただシャッターを切り続けます。地面や下草、作業台代わりにしているベンチなどずぶ濡れで、膝から下は靴の中までビショビショ。三時間前まで雨だったのですから仕方ありません。
結果、彗星はほぼ真ん中に捉えており、撮影条件も問題無し。126コマ撮った中の10コマ程度(時間にして40秒間ほど)に写っていました。あまり雲がかかってない5コマに絞ってスタック、仕上げたのが左上画像です。モニター越しで確認した感覚ですが、「めっちゃ明るくなってる!」という印象でした。彗星核もそうですが、何より尾が明るく感じました。向こう十日ほど天気がかなり悪そうなので、何回見ることができるか分かりません。今朝は本当にラッキーでした。