今日の太陽 ― 2024/02/24
昨日は雪のち雨。宵まで続いた雨はひとまず止んだものの、本日明け方まで天気の回復はありませんでした。薄明で明るくなってきた西空に黄色の満月が沈んでいくのが印象的でした。朝からは薄雲付きの晴れが続いていますが、夜は再び曇り予報、明日朝から明後日朝にかけて雨が続く見込みです。
左は9:50頃の太陽。活動領域13590の黒点群が中央子午線に近くなりました。この黒点はとても大きく、太陽観察フィルター(日食グラス)越しなら肉眼ではっきり見えます。お持ちの方はぜひ見てください。この活動領域では22日15:32JSTをピークとするX1.7クラスフレアと、23日7:34JSTをピークとするX6.37クラスフレアが立て続けに発生しています。下はSDOサイトからの引用で、後者の強いフレア直後のAIA131カメラの様子(A画像)およびピークから約20分経った様子(B画像)。A画像はフレアが強過ぎて画像全体が白飛びしかけていますね。このほか、左リムから三つの黒点群が姿を現していました。プロミネンスも形の良いものが複数見えてます。両極に多く出ているのが興味深い。
知人の中川昇さんが開催中のCP+2024の様子を自身のブログ記事で伝えています。太陽Hα望遠鏡の参考出展があったようで、思わず「いやいや、いま販売しなきゃダメでしょ、1年遅い!」とつっこんでしまいました。第25太陽周期のピークは早めに到来しており、しかも予測より黒点数がかなり多め(→NOAAの予測参照)。一昨年や去年から変化を追ってきた方々は勝ち組ですね(笑)。
左は9:50頃の太陽。活動領域13590の黒点群が中央子午線に近くなりました。この黒点はとても大きく、太陽観察フィルター(日食グラス)越しなら肉眼ではっきり見えます。お持ちの方はぜひ見てください。この活動領域では22日15:32JSTをピークとするX1.7クラスフレアと、23日7:34JSTをピークとするX6.37クラスフレアが立て続けに発生しています。下はSDOサイトからの引用で、後者の強いフレア直後のAIA131カメラの様子(A画像)およびピークから約20分経った様子(B画像)。A画像はフレアが強過ぎて画像全体が白飛びしかけていますね。このほか、左リムから三つの黒点群が姿を現していました。プロミネンスも形の良いものが複数見えてます。両極に多く出ているのが興味深い。
知人の中川昇さんが開催中のCP+2024の様子を自身のブログ記事で伝えています。太陽Hα望遠鏡の参考出展があったようで、思わず「いやいや、いま販売しなきゃダメでしょ、1年遅い!」とつっこんでしまいました。第25太陽周期のピークは早めに到来しており、しかも予測より黒点数がかなり多め(→NOAAの予測参照)。一昨年や去年から変化を追ってきた方々は勝ち組ですね(笑)。