上田清二さんが明るい新星を発見2020/11/27

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北海道の上田清二さんが11月26日明け方、ペルセウス座の一角に10.6等の突発天体を発見しました。この天体は既に分光観測され、古典的新星に分類されたとのことです。

当地は昨夕から曇り予報でしたが、日没時になっても低空に少し雲があるのみ。これはひょっとしたら確認撮影する時間があるかもと急いで準備。ただし宵のうちは北東低空のため、我が家からは隣家の明かりや車両のヘッドライト、混み入った電線群の方角に見事重なります。

野生の勘(?)を駆使し、撮影時間帯に電線群の隙間が一番広いところ、かつ人工照明の影響が最小限となる位置を探し、機材を設置。なんとか30分ほど露出できました(左上画像)。この後天気は月も見えないほど総崩れ…。ギリギリセーフでした。

同じく昨夕に観測していた星仲間の(の)さんによると、新星は10.0等に増光しているとのこと。秋の天の川にどっぷり浸かり、一晩中見える位置にあるため小口径でも観察しやすいです。ぜひ望遠鏡を向けてみましょう。

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