昨夜から今朝にかけてやや雲が多い夜でした。今日も雲やモヤの多い空ですが、モヤの少ない時間を見計らって太陽を観察しました。

左は13:30頃の撮影。相変わらず活動領域12768、12769、12770の行進が続いていますが、12768はぼちぼち右リムにかかり始めました。12770の黒点は今日も消えていません。

注目は黒点のすぐ西側の明るい部分。なんと久しぶりにC1.5クラスのフレアが発生しました。ピーク時間は12:49JSTなので、この画像はその約40分後ということ。まだ十分明るく、太陽を導入した途端に「あっ、フレアだ！」と分かるほどでした。Cクラスフレアは本当に久しぶりです。（※下Ａ画像はGONGからの引用でピーク時のHα画像。下Ｂ画像はNOAA-Goes衛星によるX線フラックス・今日までの一週間グラフ。）

右下リムのプロミネンスが見事ですね。これは南半球に出ていた長細いダークフィラメントの一部ではないでしょうか？左下リム近くにも弱いプラージュが確認できます。まだまだ楽しみがいっぱいな太陽面。

15時時点のアメダス速報値による夏日地点は652、真夏日地点は424、猛暑日地点は15でした。少しだけ暑さが緩んでますが、明日、明後日とどんどん暑くなる予報です。