スターリンク衛星群が夜明けの日本上空を通過 ― 2020/03/24
実は夜中に降り始めた雨が薄明開始直前まで続いていたので半ば諦めてましたが、4時過ぎから急に晴れ渡り、冬並みの透明感あふれるヒンヤリした明け方になったのです。慌てて玄関先にカメラを用意、なんとか間に合いました。スターリンク衛星群の「スタートレイン」を好条件で見るのは久しぶり。
カウントできた衛星は30個以上。予報光度が1.7等前後だったのに対し、実際はベガやアルクトゥルスより明るく、マイナス2等星くらいのフレアを伴うものまで様々でした。これはもう、はっきり言って邪魔以外の何ものでも無いですね。
【個人的な懸念】
以下は完全に素人考えなので参考程度に留めて欲しいのですが、衛星コンステレーションによる私的な心配事のひとつに「大気汚染」があります。衛星群は「使い捨て」らしいので、使用期間が終われば次第に高度を下げ、大気圏に突入します。（※制御下では無く、地球に引かれて勝手に落ちます。）地上落下には至らない小型衛星のため、それは心配していません。でも、衛星は大気圏に突入して無に帰す訳ではないでしょう。「粉々になって見えなくなる」のです。分子レベルに形態を変えて、大気を漂うことになります。いずれ地上へ降りそそぐかも知れませんが、それまで相当の期間に渡って大気汚染することになるでしょう。
一機二機なら問題にならないかも知れませんが、衛星コンステレーションは万単位の機数。主に大気圏上層・中層に金属分子が残留することで、大気中の熱や水の循環に何らかの影響はないのでしょうか？あるいは無線通信やレーダー観測への影響・地球磁場への影響、直接的・間接的な生物への健康被害などは考えられないのでしょうか？十分なシミュレーションや検討を行ったのでしょうか？（※ご存じの専門家がいらっしゃったらぜひ教えてください。）
天体観測への影響は人間文化全体から見れば些細な事かも知れませんが、世界気候や生物全体へ少なからず影響するとなれば一大事です。ご存じのように深海まで及ぶ残留プラスチック汚染が大問題を引き起こしています。同じ轍を踏んではなりません。素人でも「心配ない」と安心できるような十分な根拠を示さずして無尽蔵に衛星を上げるようなことは即刻止めていただきたいと思うわけです。
以下は完全に素人考えなので参考程度に留めて欲しいのですが、衛星コンステレーションによる私的な心配事のひとつに「大気汚染」があります。衛星群は「使い捨て」らしいので、使用期間が終われば次第に高度を下げ、大気圏に突入します。（※制御下では無く、地球に引かれて勝手に落ちます。）地上落下には至らない小型衛星のため、それは心配していません。でも、衛星は大気圏に突入して無に帰す訳ではないでしょう。「粉々になって見えなくなる」のです。分子レベルに形態を変えて、大気を漂うことになります。いずれ地上へ降りそそぐかも知れませんが、それまで相当の期間に渡って大気汚染することになるでしょう。
一機二機なら問題にならないかも知れませんが、衛星コンステレーションは万単位の機数。主に大気圏上層・中層に金属分子が残留することで、大気中の熱や水の循環に何らかの影響はないのでしょうか？あるいは無線通信やレーダー観測への影響・地球磁場への影響、直接的・間接的な生物への健康被害などは考えられないのでしょうか？十分なシミュレーションや検討を行ったのでしょうか？（※ご存じの専門家がいらっしゃったらぜひ教えてください。）
天体観測への影響は人間文化全体から見れば些細な事かも知れませんが、世界気候や生物全体へ少なからず影響するとなれば一大事です。ご存じのように深海まで及ぶ残留プラスチック汚染が大問題を引き起こしています。同じ轍を踏んではなりません。素人でも「心配ない」と安心できるような十分な根拠を示さずして無尽蔵に衛星を上げるようなことは即刻止めていただきたいと思うわけです。
今日の太陽と桜 ― 2020/03/24
午前中に近くの公園へ。桜はもう三分咲きから四分咲きでした（下Ａ・Ｂ画像）。ここの桜は枝振りが大きくなりすぎ、一昨年に大規模剪定されてしまったため花数が少なく感じます。それでも元気に咲いている姿は勇気をもらえますね。
約一週間前の18日と19日に公園中の全ての桜を調べましたが、一輪も咲いてなかったことを確認しています。下Ｃ図に近くのアメダスポイント気温グラフを示しました。二日前の22日にかなり咲き始めていたので、最初の開花は明け方も暖かかった20日か、あるいは日中に20度近くまで上がった21日辺りだったのでしょう。
今日はこのまま穏やかな一日…と思っていたら、急に曇り始め、冷たい雨の昼下がりとなってしまいました。
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Ａ -
Ｂ -
Ｃ
