寒暖を激しく感じる一日2020/03/14

20200314-1230降水レーダー
昨日は一日薄雲がかかっていたものの暖かい日差しがあり、Tシャツ1枚で過ごせるほどの陽気。近くの公園の桜は蕾がほころび始めて、親子連れで賑わっていました。

ところが一転、今日は気温が一桁台前半。明け方よりも昼のほうが寒くなっています。左は気象庁サイトからの引用で、12:30の降水ナウキャスト。午前中から東海・関東周辺に多数のブライトバンドが見えており、この画像でも千葉県北西部に強烈なリングが見えています。千葉県我孫子市付近が真っ赤になっていますが、実際にアメダス降水データを見ると大雨の様子はなく、電波状態から強めに判断されてしまったものと推測できます。

当地・茨城は数日前まで暖かな推移でしたが、11日夕刻の寒冷前線通過と、本日の寒気流入の二回にわたって気温急変がありました。右下図は3月10日以降今日までのアメダス気温データをプロットしたもの(追記:翌15日朝6時までのデータ追加)。我が家近くのつくばポイントと龍ヶ崎ポイントを選びました。一日をまたぐ間に最高と最低の差が十数度もあったことが分かるでしょう。新型肺炎じゃなくても、体の弱い人は参ってしまいそうです。

20200310-15気温変化
つくばポイントの平年値で旬ごとの統計を取ると、寒暖差がもっとも大きくなるのは12月下旬で12.55度、最も少ないのは6月下旬で7.47度。3月中旬は11.80度でした。つまりここ三日ほどの寒暖差はほぼ平年並みなのですが、暖かい日々が続いたあと急にやって来たため、体が慣れずに翻弄されてしまったというわけですね。

今日昼ごろの雨をじっくり観察したのですが、どうも少量の氷が混じっているようでした。夕方からは雪が降る予報も出ています。桜を始め、春の草木は人間のように服を着たり脱いだりできませんからかわいそうですね。