二重星団から離れつつあるパンスターズ彗星 ― 2020/01/30
ペルセウス座の二重星団をかすめるように進行していたパンスターズ彗星(C/2017 T2)ですが、全国的にお天気がぐずついていた隙に離脱へ転じてしまいました。昨夕は奇跡的な晴れ間が1時間ほど巡ってきたので、うまく撮影することができました。
左画像の下側に並んでいるのが二重星団。現在彗星は北西に向かっていますから、この画像で言うと右上に離れつつあります。同一機材で撮影した1月24日の画像と見比べればどう移動してきたか分かるでしょう。今回撮影に使った望遠鏡でギリギリ同一写野に入りましたが、それも明日夜でおしまい。
2月に入ると大きくカーブして北東向きに進むようになり、ハート星雲(IC1805)の西側を通って天の北極域に入ります。光度がピークを迎える4月から5月にかけては周極星として一晩中楽しむことができるでしょう。この撮影後、幾つかの天体を観察しようと思っていたら、いつの間にか雲だらけの空になってしまいました…。
左画像の下側に並んでいるのが二重星団。現在彗星は北西に向かっていますから、この画像で言うと右上に離れつつあります。同一機材で撮影した1月24日の画像と見比べればどう移動してきたか分かるでしょう。今回撮影に使った望遠鏡でギリギリ同一写野に入りましたが、それも明日夜でおしまい。
2月に入ると大きくカーブして北東向きに進むようになり、ハート星雲(IC1805)の西側を通って天の北極域に入ります。光度がピークを迎える4月から5月にかけては周極星として一晩中楽しむことができるでしょう。この撮影後、幾つかの天体を観察しようと思っていたら、いつの間にか雲だらけの空になってしまいました…。