今日の太陽と昨日の豪雨2019/10/26

20191026太陽
昨日は台風のような天気でしたが(後述)、今日明け方からよく晴れています。束の間の晴れ間ですが、とても暖かくて春のようです。

20191026太陽リム
左は10:10頃の太陽。活動領域はありません。右上に長細いプロミネンスが見えましたが、これ以外に目立つものは無いようです。大気の揺らぎが大きいためか、シャープに撮像できない日々となってきました。

昨日25日の天気を振り返っておきます。千葉から茨城を経て東北に至る領域でビックリするほど雨が降り、台風15号・19号に追い打ちをかける結果となりました。天気図上は前線を伴わない小さな低気圧が通過しただけなのですが、まるで台風が通過したかの様相でした。そもそも台風とは「風に対する定義」のみなので、大雨が降るかどうかは関知しません。実際、夕方まで強い風が吹きましたが台風ほどではありませんでした。

当地・茨城県南では明け方前から雨が降りだし、朝にはもう本降りでした。午前中から大雨・洪水警報が何度も防災放送で流れ、午後は竜巻注意情報も加わりました。放送回数は19号時より多かったほどです。気象庁サイトからの引用で降水ナウキャストの画像を9:00から2時間おき、26日0:00まで下に掲載しました。強い雨の領域が長時間に渡って同じ地域へ雨をもたらした様子が分かるでしょう。 くさび型の降雨帯が見て取れ、2015年9月・鬼怒川氾濫時の降り方を思い起こさせます。

我が家から近いアメダス龍ヶ崎ポイントでは25日の日降水量が173.5mmにのぼり、10月記録の歴代3位、通年記録でも歴代7位の量でした。同ポイントで100mm前後だった台風15号・19号時よりはるかに多いです。10分降水量および1時間降水量でも10月記録歴代4位でしたから、『短時間で記録に残る様な雨が長時間でも記録になるほど降った』ということ。比較的短時間で止むゲリラ豪雨とも違い、極めて危険な降り方です。我が家周囲の排水溝も異常な水位でした。たかが低気圧と侮ってはいけませんね。

  • 20191025-0900降雨レーダー

    25日9:00
  • 20191025-1200降雨レーダー

    25日12:00
  • 20191025-1500降雨レーダー

    25日15:00


  • 20191025-1800降雨レーダー

    25日18:00
  • 20191025-2100降雨レーダー

    25日21:00
  • 20191026-0000降雨レーダー

    26日0:00


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