2019年の台風13号が発生2019/09/02


20190902-0900衛星画像
気象庁から昨夜発表されていた熱帯低気圧が、本日9:00に台風13号「レンレン/LINGLING」になったとのことです。直前の台風12号発生から6日後、12号消滅から2日と18時間後になります。休む暇なし、ですね。

左は発生時刻の気象衛星画像(画像元:NICT/画像処理・地図等は筆者)。赤点線円は台風13号中心、オレンジ点線円は8月31日夜に「台風になるかも」と発表されていた熱帯低気圧中心の、それぞれ直径1000km円を表しています。

今日現在の予報によると、台風13号は先島諸島付近を通過し、九州の西海域へ向かうようです。先週以前に大雨続きの西日本ですが、台風北上に伴って接近前の早い段階から前線活動が再活発化すると思われます。十分ご注意ください。

20190902-0900JTWC
衛星画像を見ると、画像右端やや下にも台風の様な渦が見えますね。これも要注意の熱帯低気圧で、近い内に台風になると思われます。

右はアメリカ海軍・JTWC(Joint Tyhoon Warning Center)の予報図。今のところ太平洋高気圧の南側に沿いながら本州付近に向かっているようです。どうなるか注意を払っておきましょう。

今日の太陽2019/09/02

20190902太陽
昨夜も曇り空が続き、今朝からも雲が多い空模様。昼ごろから少し青空が広がりましたが、コンディションの悪い大気です。

20190902太陽リム
左は14:10過ぎの太陽。モヤがかかった様な弱いコントラストで、大気の揺らぎも激しく、像が締まりません。昨日も見えた中央左やや上側の明るい部分は小さな黒点が生まれた様で、活動領域12748と採番されました。久しぶりの活動領域は嬉しいものですね。

プロミネンスは右リムのあちこちに目立っていますが、昨日も見えた左上のループ(右画像の水色矢印のところ)が更に大きく膨らんでいました。もっと明るければ良いんですが…。