久し振りの鮮やかなハロたち2019/04/28

20190428環天頂アーク
今日は西からゆっくりと巻雲が日本を覆ってきたため、各地で気象光学現象が観察できたようです。レアな「ひとつなぎの幻日環」や「最大長に近い環水平アーク」などたくさんの画像がネットを飾っていました。当地・茨城県南部でも環天頂アークと幻日が見えました。

左は16時過ぎに見えてきた環天頂アーク。20分ほど見えていました。ユーティリティ:太陽高度とアークの時刻表を見るとちょうど一番濃くなるタイミングで見えたようです。とてもくっきりした色合いでしたが、空を覆う雲に斑が多くて頻繁に見え隠れしました。

30分ほど経つと雲が少なくなりましたが、西空低くなった太陽の左側に小さな幻日が見え始めました(下A画像)。程なく猛烈な明るさになり、幻日らしい姿になりました(下B画像)。このとき太陽右側は雲が全くありませんでした。また上空の雲の一部に淡い彩雲が確認できました。

更に40分ほど観察すると、今度は太陽左が厚い雲で完全に覆われましたが、右側には隙間が残り、そこに縦長の大きな幻日が出てきました(下C・D画像)。久し振りのハロたちは心躍らされますね。

  • 20190428左の幻日

  • 20190428左の幻日





  • 20190428右の幻日

  • 20190428右の幻日



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