今日の太陽2019/01/05

20190105太陽
昨夜から今朝は夜半過ぎまで雲の通過が多かったですが、明け方までの数時間は快晴でした。今朝からもよく晴れています。当地・茨城にあるアメダスポイントの記録によると、昨日までの10日間に一滴も雨が降っていません。集計を過去90日に広げても各ポイントの降水量は平年比3割から4割程度がほとんど。空気の乾燥にもほどってもんが…

20190105太陽リム
左は11:25過ぎの太陽。黒点を伴う活動領域12732がリムに迫っています。明日の部分日食でも見えるでしょうか?プロミネンスが右上リムに見えていますね。これも明日は…どうかな?南岸低気圧が日本を通過し始めてるので、天気の崩れが心配です。

海底地形に星の名がたくさん付きました2019/01/05

SCUFN-31_JCUFN-3D-Map_A_2018_5
以前に「海底地形には天文に関する名前がある」ことを紹介しました(→関連記事)。昨年に日本が新たに提案申請した名前が、公式な海底地形名を管理しているIHO-IOC GEBCOの小委員会(Sub-Committee on Undersea Feature Names/SCUFN)にて承認されたことが、昨日アップデートされた同委員会リポートで発表されていました。

提案は昨年10月に行われ、以降何回か検討を重ねて承認に至りましたが、今回の提案名のなかにもたくさんの星に関する名前がありました。まだ日本からの正式な告知がなされてないため「日本語での表記」は分かりませんが、「おひつじ座」、「おうし座」、「ふたご座」、「しし座」、「おとめ座」、「てんびん座」、「いて座」、「やぎ座」、「みずがめ座」、「くじら座」、「こいぬ座」、「おおいぬ座」、「とも座」、「らしんばん座」、「からす座」、「うさぎ座」の星座名が連なる他、「北辰」、「剣先星」、「石炭袋」など、星名(星域名)もあります。(※石炭袋、別名コールサックは南十字座の近くにある大きな暗黒星雲領域です。)

マイナーなニュースですが、海の下で見えない世界をたくさんの科学者、技術者が地道に調査研究し、少しずつ解明が進んでいることを多くの方に知って頂きたいです。今回70を越える名前が一気に付いたので、機会があればまたご紹介したいと思っています。なお、左上図は日本からのプロポーサル資料に掲載されていた、星座名の領域を示す3D海底地形図。(※単に名を付けるだけではなく、領域をどこまでにするか、とか、SeamountではなくSeamountsにする、など細かな検討や変更があります。)