猛烈な台風になった25号2018/10/02


20181002-0300台風25号
10月始まりと共に台風24号が列島を駆け抜けたのも束の間、南に迫る25号も本日2日3:00に「猛烈な」クラスになってしまいました。左画像は3:00の気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。夜間なので赤外線の白黒画像です。赤点円は台風中心の直径1000km円を示します。小さく引き締まった台風の目が不気味ですね。

25号は24号の進路より若干南寄りに進んでいますが、このままだと南西諸島への影響は避けられないでしょう。気象庁の予報では24号よりもやや西に膨らんだ進路となる見込みですが、各国の気象モデルを比較するとこれまた色々な意見があって、まとまりません。今日時点の予報円もかなり大きなものです。

気象庁速報値を使って、25号発生以降の中心気圧、最大風速、強風域直径、および移動速度と累積移動距離の変化グラフを記事下に掲載しました。このグラフは台風が弱くなるまで適宜更新する予定なので参考にしてください。

(下図:2018/10/7 4:00更新/温帯低気圧になったので更新終了)

  • 2018年台風25号

    A.中心気圧
  • 2018年台風25号

    B.最大風速
  • 2018年台風25号

    C.強風域直径
  • 2018年台風25号

    D.移動速度と距離


20181002-1200気象衛星ひまわり
【午後追記】右は12:00の台風25号とハリケーンWALAKSA。気象衛星ひまわりからは両方いっぺんに見えます。この時点のスペックは次の通り似たような状態でした。

台風25号:中心気圧915hPa、最大風速105ノット(10分間平均)
ハリケーンWALAKSA:中心気圧920hPa、最大風速140ノット(1分間平均)、カテゴリー5


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