ペルセウス座の矮新星V392が大増光2018/05/02

20180501_V392 Persei
三重県の中村祐二さんが4月29日に新星らしき天体を見つけたという報告がありました。同じ位置にペルセウス座の変光星V392(矮新星)があり、この変光星が新星爆発したのではないかと言われています。発見時の光度が6.2等もあって、これほど明るくなった矮新星は珍しいとのこと。

夕方暗くなったころ南西の低空にカペラが見えます。そのすぐ側と言うことで撮影チャンスをうかがっていたのですが、なかなか晴れてくれません。昨夕も薄雲が空を覆っていましたが、ベランダからカペラが見えたので無理矢理カメラをセット。どうにか画像処理で微光星を浮かび上がらせたのが左画像です。

20180501 V392 Persei撮影範囲
該当位置には約7等星の星が写っていました。右図が今回撮影した範囲です(ステラナビゲーター使用)。

数日間天気が悪そうなので、空の観察もお預け。今後この珍しい天体はどう振る舞うのか興味津々ですが、向こう二ヶ月ほど夜が短く、また朝夕とも非常に撮りづらい位置になってしまうのが残念です。

コメント

トラックバック