今日の太陽2018/04/28

20180428太陽
昨夕から今朝明け方まで雲が多く、ときおり月の暈が淡く見えたものの基本的には曇っていました。薄明開始1時間ほど前に晴れてきましたが、そんな時間から何か観察しようにも時間が足りず、木星を眺めてのんびり過ごしました。朝からはよく晴れて夏日に迫る勢いです。

20180428太陽リム
午前中早くから太陽が高くなってしまい、僅かなタイミングを逃すと機材が向かないので、午後の観察になってしまいます。そんなわけで左は14時頃の太陽。明るく見えるのは活動領域12706。その右下の12707は相変わらず見えません。プロミネンスが何ヶ所か出ているようですが、いずれも淡いものでした。

夕空に金星・ヒアデス・プレアデスが並ぶ2018/04/28

20180428金星とおうし座の星団たち
夕方暗くなる時間もだいぶ遅くなりました。春分から1ヶ月以上過ぎたので当然ですね。薄暮を飾る金星もずいぶん北寄りに沈むようになっています。

その金星ですが、今夕はちょうどおうし座のヒアデス星団とプレアデス星団に挟まれていました。なかなかの絶景なんですが、かなり低空のため霞んでしまうのが惜しい…。折しもロシア森林火災による影響が全国に出ており、昨日から明日頃まで空の霞が増しているようです。

左上画像は19:30頃の撮影。また薄暮が収まっておらず、画面下に電線が写り込んでしまうほど低空です。霞んでいる空で微光星までうまく表現するのは困難の極みでした。左上のオレンジ色の輝星はアルデバラン。これから沈もうとするヒアデス星団はV字の向きになっています。右下にはプレアデス星団(すばる)の細かい星々が見えています。肉眼ではギリギリでした。