今年二回目の降雪2018/02/02

20180202雪
昨夕から降り始めた雨は、天気予報通り夜半前に雪へと変わりました。毎度お馴染み、南岸低気圧のお通りです。当地・茨城県南部では今日明け方までに固めない状態で1cmから2cm程度積もり、あちこちの屋根はまっ白。ただ、アスファルトの上だけはシャーベット状にドロドロでした。朝になっても止むことなく(左画像)、9時を過ぎてからやっと小雨に変わりました。

20180202雪
昨夜のうちに結晶が見えないか調べたのですが、降ってくる雪粒は細かな粒がグシャグシャにまとまったようなものが多く、そのかたまり全体は1月22日の大雪のときよりずっと小さく感じました。

よくよく探すと小さな六角状に発達した雪結晶が見つかるのですが、すぐ溶けてかき氷のようになってしまいます(右画像)。何枚撮影しても結晶は捉えられなくて、そのうち寒くなって撤収…。今回の雪はすぐ溶けてしまいそうです。

世界の年平均気温偏差(1891-2017年確定値)
雪が舞うような日にアレなのですが、昨日2月1日、気象庁から2017年までの「世界の年平均気温偏差」確定値が発表になりました(リンク)。1981年から2010年までの気温平均を基準としたとき、2017年は+0.38度。これは1891年の統計開始以来三番目に高い数値だそうです。ちなみに1位は2016年(+0.45度)、2位は2015年(+0.42度)ですから、ここ3年間は「今までで一番暑い3年間」ということですね。

この統計によれば、世界の気温は1世紀あたり0.73度ずつ上昇する傾向にあります。これを北半球と南半球に分けると、北半球0.78度/世紀、南半球0.69度/世紀です。右図は気象庁から公開されていたデータを元にグラフ化したもの。(同様のものが前出リンク内にもあります。)これを見て何を感じ、どう行動するかはその人次第ですね。

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