光害地での天体撮影(コーン星雲+Xmasツリー星団/マルカリアンチェーン)2017/12/28

  • 20171228Cone Nebula

    Cone Nebula
  • 20171228Markarian's Chain

    Markarian's Chain

昨夜は良い天気で透明度も上場。ただ夜半過ぎまで月が残ったので彗星観察はやめ、機材調整しつつ、月没間際からごく普通の天体撮影を行いました。といっても、玄関先でほぼ放置撮影…。

今回はクリスマスに撮ろうとしてあまり写らなかったコーン星雲(クリスマス星団)付近(上左)。赤い星雲、黒い星雲、きらびやかな星団、薄暗い星団などすべての要素が入っています。残念ながら光害地と私の腕前ではこれが精一杯。ほんとうは凄まじく綺麗ですよ。向きが逆ですがAPODの画像はこちら。なお、コーンはCorn(トウモロコシ)ではなくCone(円錐)の意。工事現場に置いてある、とんがり帽子風のアレですよ。ハッブル望遠鏡によるコーン星雲のどアップはこちら。上の画像の中央下のところです。

続いて明け方までおとめ座銀河団の一部、「マルカリアン・チェーン」を撮影(上右)。たくさんの銀河が鎖のようにつながっています。(実際につながってるのではなく、たまたま同じ方向に見えるだけです。)APODの画像(上画像の右下部アップ)はこちら。

薄明が始まる頃、うみへび座からからす座に向かって来た国際宇宙ステーションが凄まじく光りました。予報光度-3等以下だったのに、一時的に-7等か-8等くらいあったようです。薄明中には今期初のアンタレスを確認。なかなか充実した朝でした

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