今日の太陽と再度の寒波 ― 2017/12/07
昨夜から今朝にかけて、宵に雲が出たものの、その後はとてもよく晴れました。強い寒気来ていたようで、明け方は氷点下になりました。朝からもよく晴れています。
左は11:40前の太陽。昨日発生していた中央やや右の黒点は活動領域12690となりました。右上リムのプロミネンスは小さくなりましたね。
昨日の日没(左画像)は当地茨城県で今年一番早い時刻でした。同緯度の地域はほぼ同じ状況となります(→参考記事の日没最早マップ参照)。日没最早日は12月10日までかかって日本最北まで到達し、以降は夏に向かってだんだん遅くなります。ただし日の出は正月過ぎまで遅くなる一方で、昼間の時間の最短はご存じ冬至の日です。
そう言えば今日は大雪。この時期に合わせたように寒波が来たのも偶然とは言えないのかも知れません。明け方に撮影実験などしていましたが、機材に付いた露がキラキラと凍ってキレイでした。右図は今朝9:00の気象庁速報値による日最低気温マップ。図中の太枠になっているところは「今季最低」を記録したところです。11月20日にも強い寒波が来ましたが、全国929地点のアメダスで今日の寒波と比べると下表の様になりました。
最低気温のランキングでは、陸別で-23.8度(06:56)、川湯で-22.2度(05:59)、糠内で-21.6度(07:31)、帯広泉で-21.5度(00:47)、占冠で-20.9度(06:18)が日最低気温ワースト5となっています(いずれも昼までのランキング速報値)。あらためて上の地図を見ると今季最低地点は南西諸島まで達していることに驚かされます。
左は11:40前の太陽。昨日発生していた中央やや右の黒点は活動領域12690となりました。右上リムのプロミネンスは小さくなりましたね。
昨日の日没(左画像)は当地茨城県で今年一番早い時刻でした。同緯度の地域はほぼ同じ状況となります(→参考記事の日没最早マップ参照)。日没最早日は12月10日までかかって日本最北まで到達し、以降は夏に向かってだんだん遅くなります。ただし日の出は正月過ぎまで遅くなる一方で、昼間の時間の最短はご存じ冬至の日です。
そう言えば今日は大雪。この時期に合わせたように寒波が来たのも偶然とは言えないのかも知れません。明け方に撮影実験などしていましたが、機材に付いた露がキラキラと凍ってキレイでした。右図は今朝9:00の気象庁速報値による日最低気温マップ。図中の太枠になっているところは「今季最低」を記録したところです。11月20日にも強い寒波が来ましたが、全国929地点のアメダスで今日の寒波と比べると下表の様になりました。
【アメダスによる2017年の寒波比較】
11月20日 | 12月7日 | |
---|---|---|
氷点下地点数 | 432 | 593 |
平年未満地点数 | 875 | 850 |
今季最低地点数 | 416 | 307 |
なかなか写せない天宮1号 ― 2017/12/07
来春までに地球へ落下すると見られる中国の宇宙実験室・天宮1号。今週頭から当地・茨城では夕空に見える絶好のチャンスでした。12月3日に北空で撮影して以降、毎日のように狙っていました。特に5日と6日は天頂近くまで上るコースで、最大光度0等級という予報でした。
ところが何故か予報時間直前に雲が湧いて、飛行ルート周囲を隠す(それ以外は晴れている)という祟りにあったような天候が続き、結局最良の条件の日は2回とも撮影できませんでした。
今夜は5度目の挑戦。薄雲があり、また直前まで用事で外出していたためロケハンするゆとりも無く、帰宅するなり光害たっぷりのベランダからバタバタ撮影することとなりました。 本日の最大予報光度は2.5等と冴えないものでしたが、雲間に飛行してゆく様子が辛うじて見えました。左上画像は全体、右画像は上画像から軌跡の明るい部分のみトリミングしたもの。軌跡が淡すぎるのでガチガチにコントラストを上げてあります。
3日の北天から本日の南天までだんだんコースが南下してきたので、明後日以降は夕空に見えなくなり、10日ほど間を置いて今度は明け方の飛行となります。明け方の予報はお正月辺りまで条件が良いものがなく、落下前にあと何回観察できるだろうかとヤキモキしている次第。
参考:
2018年春に落下予想の「天宮1号」に関する記事(ブログ内)
ところが何故か予報時間直前に雲が湧いて、飛行ルート周囲を隠す(それ以外は晴れている)という祟りにあったような天候が続き、結局最良の条件の日は2回とも撮影できませんでした。
今夜は5度目の挑戦。薄雲があり、また直前まで用事で外出していたためロケハンするゆとりも無く、帰宅するなり光害たっぷりのベランダからバタバタ撮影することとなりました。 本日の最大予報光度は2.5等と冴えないものでしたが、雲間に飛行してゆく様子が辛うじて見えました。左上画像は全体、右画像は上画像から軌跡の明るい部分のみトリミングしたもの。軌跡が淡すぎるのでガチガチにコントラストを上げてあります。
3日の北天から本日の南天までだんだんコースが南下してきたので、明後日以降は夕空に見えなくなり、10日ほど間を置いて今度は明け方の飛行となります。明け方の予報はお正月辺りまで条件が良いものがなく、落下前にあと何回観察できるだろうかとヤキモキしている次第。
参考:
2018年春に落下予想の「天宮1号」に関する記事(ブログ内)