今朝も3彗星を観察 ― 2017/10/31
30日明け方に三つの彗星を撮影しましたが、台風の吹き戻しによる強風の影響がひどかったため、あらためて31日明け方に撮影を行いました(下画像)。透明度が落ちましたが風は少なくて助かりました。ただ、東に位置する紫金山彗星(62P)とショーマス彗星(24P)は元々障害物と光害が多い方向なので、苦労して撮影した割には写りが今ひとつです。
アサシン彗星(C/2017O1)は赤経方向の移動量がほぼゼロに近く、つまり真北に向かっています。3彗星ともはっきりした尾は認められず、緑色のコマが美しく光っています。
下画像はいずれも彗星位置基準コンポジット、上方向が天の北方向、約30分強の露出、上下画角は約0.7°です。なお冒頭の左上画像は合間にリファレンス撮影したモンキー星雲(NGC2174)。ガイドシステムのエラーのため、わずか12分のみの露出となりました。機材は彗星たちと同じです。機会があれば撮り直したいと思います。
アサシン彗星(C/2017O1)は赤経方向の移動量がほぼゼロに近く、つまり真北に向かっています。3彗星ともはっきりした尾は認められず、緑色のコマが美しく光っています。
下画像はいずれも彗星位置基準コンポジット、上方向が天の北方向、約30分強の露出、上下画角は約0.7°です。なお冒頭の左上画像は合間にリファレンス撮影したモンキー星雲(NGC2174)。ガイドシステムのエラーのため、わずか12分のみの露出となりました。機材は彗星たちと同じです。機会があれば撮り直したいと思います。