少し台風っぽかった茨城、新たな熱帯低気圧も2016/08/08


20160808-1200台風5号
当地・茨城県は昨夜から台風の影響が出始めました。明け方まで持っていた空も朝にはすっかり曇り、日中は風が強くなりました。雨が降りそうな雲行きだったものの、結局夕方までに降ることはありませんでした。

左画像は本日12時の気象衛星による台風画像(画像元:NICTサイエンスクラウド/経緯線などは筆者)。赤点線は台風中心の直径1000km円です。一時勢力が強まる予報も出ていましたが、今日9時には中心気圧が上がり始め、「大型」の形容も取れました。

20160808夕空
県内では台風から回り込んだ北寄りの風が強まり、午後を中心に時折6m/sから10m/s程度の強風となりました。でもまぁ、冬場の強い季節風に比べるとたいしたことはありません。雲がずっと居座って太陽観察は欠測ですが、右画像のように日没直前まともな太陽光を拝めました。

20160808-1500熱帯低気圧
北風は県内の気温上昇を少し防いでくれましたが、全国的には昨日並みの厳しい暑さだったようです。17時現在の気象庁データでは、30度以上の真夏日のところが全国で736地点、35度以上の猛暑日となったのは164地点。真夏日地点は昨日より少なく、猛暑日地点は昨日より多いってどういうこと!?静岡県・三島と岡山県・和気で日最高気温の観測史上記録を更新、各地の日最高気温ランキングも上位10地点全て38度越えで、トップは岐阜県・多治見の39.7度でした。もうすぐ40度!

台風5号は10日ごろまでに温帯低気圧に変わるとの予報ですが、引き続き熱帯低気圧が生まれましたよ。右画像は上画像から3時間後の気象衛星画像。台風5号の南東に大きな雲の塊が見えています。赤点線は上画像と同じく低気圧中心の直径1000km円。結構大きくなりつつありますね。発生が遅れた台風1号を挽回するかのように、立て続けな気象変化が続いています。

コメント

トラックバック