2016年でいちばん日の入りが遅い日は…2016/06/24

【ご注意】この記事やデータは2016年のものです。
お調べになりたい年号に合ってますか?もし違うなら、下の赤枠に従って目的の記事を探しましょう。
★ブログ内で「日の出・日の入り」や「暦」をテーマに取り上げた関連記事・アーカイブは別ページにリストアップしています。日出没時刻やその最早最遅日は年や場所で変化しますから、記事日付をよく確認の上ご覧ください。

【日の入りが最も遅い日と日没時刻・2016年調べ】
場所最遅日・日没時刻
日本最北端(北海道・択捉島)6月26日(日)18:58
北海道(稚内市)6月26日(日)19:27
北海道(根室市)6月27日(月)19:04
岩手県(盛岡市)6月27日(月)19:10
秋田県(秋田市)6月27日(月)19:12
青森県(青森市)6月27日(月)19:13
北海道(函館市)6月27日(月)19:17
北海道(札幌市)6月27日(月)19:19
茨城県(水戸市)6月28日(火)19:01
茨城県(つくば市)6月28日(火)19:02
栃木県(宇都宮市)6月28日(火)19:05
福島県(福島市)6月28日(火)19:06
宮城県(仙台市)6月28日(火)19:06
群馬県(前橋市)6月28日(火)19:08
山形県(山形市)6月28日(火)19:09
新潟県(新潟市)6月28日(火)19:11
長野県(長野市)6月28日(火)19:14
富山県(富山市)6月28日(火)19:15
富士山山頂6月28日(火)19:17
石川県(金沢市)6月28日(火)19:17
福井県(福井市)6月28日(火)19:17
東京都(八丈町)6月29日(水)18:56
千葉県(千葉市)6月29日(水)19:00
東京都(日本経緯度原点)6月29日(水)19:01
神奈川県(横浜市)6月29日(水)19:01
東京都(新宿区)6月29日(水)19:03
埼玉県(さいたま市)6月29日(水)19:03
静岡県(静岡市)6月29日(水)19:05
山梨県(甲府市)6月29日(水)19:09
三重県(津市)6月29日(水)19:12
愛知県(名古屋市)6月29日(水)19:12
岐阜県(岐阜市)6月29日(水)19:13
奈良県(奈良市)6月29日(水)19:16
大阪府(大阪市)6月29日(水)19:16
和歌山県(和歌山市)6月29日(水)19:16
滋賀県(大津市)6月29日(水)19:17
京都府(京都市)6月29日(水)19:17
兵庫県(神戸市)6月29日(水)19:18
徳島県(徳島市)6月29日(水)19:18
香川県(高松市)6月29日(水)19:21
高知県(高知市)6月29日(水)19:21
岡山県(岡山市)6月29日(水)19:22
鳥取県(鳥取市)6月29日(水)19:23
愛媛県(松山市)6月29日(水)19:25
広島県(広島市)6月29日(水)19:27
大分県(大分市)6月29日(水)19:27
島根県(松江市)6月29日(水)19:28
熊本県(熊本市)6月29日(水)19:30
山口県(山口市)6月29日(水)19:31
福岡県(福岡市)6月29日(水)19:33
佐賀県(佐賀市)6月29日(水)19:33
長崎県(長崎市)6月29日(水)19:33
宮崎県(宮崎市)6月30日(木)19:25
鹿児島県(鹿児島市)6月30日(木)19:27
鹿児島県(奄美市)7月 1日(金)19:24
東京都(小笠原村)7月 2日(土)18:30
沖縄県(那覇市)7月 2日(土)19:26
日本最東端(東京都・南鳥島)7月 3日(日)17:36
沖縄県(石垣市)7月 3日(日)19:37
日本最西端(沖縄県・与那国島)7月 3日(日)19:41
日本最南端(東京都・沖ノ鳥島)7月 5日(火)18:40

夏至を過ぎ、6月も残すところ1週間あまり。日本の多くの地域では梅雨本番となっています。この時期が毎日天候不良というわけでもないですが、今年は(も?)西日本で雨が多く、東日本はかなり少ない印象ですね。



6月9日の記事では今年2016年でもっとも日の出が早い時期を紹介しました。夏至を越したので日は短くなっているのですが、この時期その原因はもっぱら「日の出が遅くなっている」からで、日の入りのほうはまだ早まっていません。ただそれもここ数日で終わります。全国的に「日の入りが最も遅い日」を迎えるからです。



当ブログではことある度に「日の出や日の入りの時刻は場所によってかなり違いがある」と伝えています。 右表は全国県庁所在地での日出没を計算できる当ブログのユーティリティ:太陽と月の時刻表/夜空の時刻表にある「日出没の最大最小」計算機能を使い、2016年を調べたもの。計算結果から「日の入りが最も遅い日と日没時刻」のみを取りだして、日付が早い順に並べました。(※日本で一番遅く日が沈む場所はどこか、という表ではありません。念のため。)



ご覧の通り、日本の北東の地域から南西に向かって、次々にやって来ることが分かりますね。また、前出記事中の表と見比べると、日出側では日本全体で2時間ほどの時間幅があるのに対し、この表の通り日没側の時間幅が30分程度に収まってしまうことに驚きます。6月に沖縄の人が北海道に旅行すると、日暮れはほとんど違和感ないのに明け方メッチャ早く夜が明けてビックリ、となるのです。

この現象、冬には逆転しますから、更に戸惑う原因となるでしょう。場所が変わると時差が生まれるだけではないのです。一ヶ所でしか生活してないと分からない自然の不思議。世界レベルで考えるともっと不思議な日の出入りの秘密がたくさんありそう。



参考:
2016年でいちばん日の出が早い日は…(2016/06/09)