今日は一日を通して快晴でしたが、夕方近くまで風が強かったです。やっと風が止んできた夕空は冬のようにクリアな空。こんな気持ちの良い夕空は久しぶりでした。

宵の星の配置をすっかり忘れかけていたので、暗くなるのを楽しみながら確認していきました。水星はいつのまにか夕方側に回っていて、数日後には東方最大離角を迎えるようです。日没30分後にはもう肉眼で確認でき、結構高く見えていました。

調べると近くにアルデバランを含むヒアデス星団やプレアデス星団がいます。薄明が少し収まり、少し暗くなってきた19時過ぎに全体を撮影してみました（左画像）。どこに何があるかは右画像をご覧ください。約1年前の2015年4月30日に水星とすばるが大接近したのを思い出しました。

暗くなると上空の月が明るく輝き出しました。もう上弦を過ぎていますね。

そういえば昨夜は月面Ｘデーでした。でも当地では全天がほぼ曇っていて、宵空にチラッと月が見えたのみ。今日の月を見るとすっかりＸ地形が明るくなっていました。左は19:15過ぎの撮影で、太陽黄経差104.98°、撮影高度67.5°あまり、月齢7.95です。透明度が高い割には大気が激しく揺れて、像は良くありませんでした。深夜には落ち着くでしょうか。

ちなみに次の月面Ｘデーは6月12日、8月10日、10月8日と続きます。今年は見事に当たり年ですね。特に6月と8月は条件が最良ですので、ぜひ晴れてほしいものです。

参考：
アーカイブ：月の形（黄経差72度以上、108度未満）