明け方の惑星たちがスバラシイ! ― 2015/10/08
最近、明け方の東空で惑星たちがとても賑やかに集っています。ときおり月もやって来て彩りを添えてくれます。これから1ヶ月ほどの間、これでもかと言わんばかりに「星空名シーン」が夜明けに見られるのです。
左は今朝8日5時少し前の空。月と惑星たちが綺麗に並びました。どこに何があるか分からなければ右下画像をどうぞ。 ふたつの天体が一方向に集うのはあまり珍しくもないですが、三つ以上揃うチャンスは極端に少なくなります。今回はすごいですね。
毎朝見ていると惑星が日周とは別に少しずつ位置を変えているのが分かります。ちなみに1日前の7日朝の様子も右に掲載しました。画角や構図が違うので比べ辛いかも知れませんが、どの星がどうなったのか比較してくださいね。(7日の画像には月は写ってません。一番明るいのが金星です。)
これからの一ヶ月間の各惑星の動きをステラナビゲーターとStellariumを使って星図にすると左下のようになります。背景にはもちろん恒星がたくさん輝きますが、一ヶ月ぶん描くとゴチャゴチャになるので省きました。また月も省いてます。
複雑に絡み合った動きですが、所々で三惑星のうちの二つが接近するところもあります。星図に描かれてない月も惑星たちに接近します。主な接近ポイントを下に7つセレクトしましたので観察の参考にしてくださいね。下のシーンは全て同じ範囲(画角)です。だいたい10×15°なのですが、これは官製ハガキを57cm(標準的な大人が腕を伸ばした程度)離して見たときの範囲とほぼ同じです。その小さな空の一角で繰り広げられる数々のドラマ。“再放送”はないですからどうぞお見逃し無く(笑)。さっそく明日の朝からですよ!
参考:
2015年10月-11月明け方の惑星接近に関係する記事(ブログ内)
アーカイブ:多天体の接近現象(3天体以上の会合の日付)
アーカイブ:天体の接近現象(2天体会合の日時・離角)
左は今朝8日5時少し前の空。月と惑星たちが綺麗に並びました。どこに何があるか分からなければ右下画像をどうぞ。 ふたつの天体が一方向に集うのはあまり珍しくもないですが、三つ以上揃うチャンスは極端に少なくなります。今回はすごいですね。
毎朝見ていると惑星が日周とは別に少しずつ位置を変えているのが分かります。ちなみに1日前の7日朝の様子も右に掲載しました。画角や構図が違うので比べ辛いかも知れませんが、どの星がどうなったのか比較してくださいね。(7日の画像には月は写ってません。一番明るいのが金星です。)
これからの一ヶ月間の各惑星の動きをステラナビゲーターとStellariumを使って星図にすると左下のようになります。背景にはもちろん恒星がたくさん輝きますが、一ヶ月ぶん描くとゴチャゴチャになるので省きました。また月も省いてます。
複雑に絡み合った動きですが、所々で三惑星のうちの二つが接近するところもあります。星図に描かれてない月も惑星たちに接近します。主な接近ポイントを下に7つセレクトしましたので観察の参考にしてくださいね。下のシーンは全て同じ範囲(画角)です。だいたい10×15°なのですが、これは官製ハガキを57cm(標準的な大人が腕を伸ばした程度)離して見たときの範囲とほぼ同じです。その小さな空の一角で繰り広げられる数々のドラマ。“再放送”はないですからどうぞお見逃し無く(笑)。さっそく明日の朝からですよ!
参考:
2015年10月-11月明け方の惑星接近に関係する記事(ブログ内)
アーカイブ:多天体の接近現象(3天体以上の会合の日付)
アーカイブ:天体の接近現象(2天体会合の日時・離角)