ダイヤモンド筑波山に関係する記事(目次)1971/01/02


2019年12月26日夕方は関東地方の一部で部分日食によるダイヤ富士orダイヤ筑波になります。ぜひ事前にロケハンを行い、より良い条件で観察してください。(→関連記事

当ブログ内で「ダイヤモンド筑波山」に関係する記事の目次です。どうぞ閲覧利用ください。記事およびデータは予告なく改善や追加、削除をすることがあります。なおダイヤ筑波マップの計算値についてはページ下のコメントをお読みください。


★ダイヤモンド筑波山マップ(いつ、どこで見える?)
天文計算によって可視ラインを算出し、Web地図上に描いたダイヤモンド筑波山マップです。観察や撮影の場所や時間が分からない方は見当を付けるのにお役立てください。時期に応じてふたつに分けてあります。


★ダイヤモンド筑波山に関係する記事


★ダイヤモンド富士山関連はこちら


【ダイヤ筑波マップの計算値について】

  • 地球は楕円体と考え、より正確に地球形状を表すジオイドモデルの起伏などは考慮していません。

  • ダイヤポイントの実際の高度も考慮しません。標高0mとして計算します。

  • 現実には山頂と自分との間に別の山々や障害物があって見えないかも知れません。

  • 大気差による太陽位置の浮き上がり現象は近似式で考慮しています。

  • ダイヤポイントは本来滑らかな曲線ですが、計算はある程度間引いた地点を直線で結んでいます。

  • 「太陽中心が女体山山頂に極めて近くなる」という条件で判定しました。御幸ヶ原(女体山と男体山の中間)ではありません。現実には太陽も山も幅を持っていますので、ダイヤポイントも幅を持つことになります。




ダイヤモンド筑波山マップ(冬至→夏至)1971/01/02

筑波山を望む一部の地域ではダイヤモンド筑波山が見られます。太陽は日々昇る(沈む)場所が変わるので「いつどこで」見えるか確認できる地図があると便利です。下記地図は冬至から夏至までの半年間、各月の1日、11日、21日ごとにダイヤ筑波が見えるラインを示したもの。観察にお役立てください。各ラインをクリックすると日付が表示されます。太陽を観察するときは目を痛めないよう十分に注意にしましょう。(夏至から冬至のマップはこちら簡単な説明はこちら。)

★ダイヤモンド筑波山マップ(冬至→夏至)
※地図中央(+アイコン)の緯度経度が地図下に表示されます。

    

ダイヤモンド筑波山マップ(夏至→冬至)1971/01/02

筑波山を望む一部の地域ではダイヤモンド筑波山が見られます。太陽は日々昇る(沈む)場所が変わるので「いつどこで」見えるか確認できる地図があると便利です。下記地図は夏至から冬至までの半年間、各月の1日、11日、21日ごとにダイヤ筑波が見えるラインを示したもの。観察にお役立てください。各ラインをクリックすると日付が表示されます。太陽を観察するときは目を痛めないよう十分に注意にしましょう。(冬至から夏至のマップはこちら簡単な説明はこちら。)

★ダイヤモンド筑波山マップ(夏至→冬至)
※地図中央(+アイコン)の緯度経度が地図下に表示されます。

    

ユーティリティ解説:ダイヤモンド筑波山マップを描く1971/01/02

20031019筑波山
ダイヤモンド○○山、というのは、富士山に限らず全国津々浦々にあるのではないでしょうか。最近はダイヤ六本木ヒルズとか、ダイヤスカイツリーとか、山じゃないもの、太陽隠せないじゃんとつっこみ入るものまで…。もちろん、美しければ何でもいいですね。楽しむ心が大切です。

茨城県でも孤立峰である「筑波山」のダイヤモンドは有名です。ただし県内でも限定された場所でしか見えないので、山は見えてもダイヤにならないという地域がほとんど。それならどこへ行けば見えるのか、それはいつ頃か、詳しく知りたいわけです。

昨日公開したユーティリティ「ダイヤモンド富士山マップ」と同じように、筑波山でもダイヤポイントを計算し、GoogleMapとして公開したのが「ダイヤモンド筑波山マップ」です。ただし、筑波山の場合は少々複雑。この山をご覧になれば分かりますが、「双峰」つまり頂上が「女体山」と「男体山」の二連になっている点。男体山より女体山が6メートルだけ高いという抜群のバランスでそびえているのです。

20010604筑波山
筑波山は見る方向によってふたつの頂上が近かったり遠かったりと、実に表情が豊かです。どちらの頂上に太陽が差しかかるか、あるいはふたつの頂上の間(御幸ヶ原)に太陽があるのかによって、マップは微妙に変わります。まぁ実際は1日内外のずれなので、地図が持つ誤差と変わりません。ここでは女体山頂上で計算しました。写真を撮ってらっしゃる方は太陽位置にこだわると思いますから、この点は撮影地で微調整してくださいね。

基本的な考え方は「ダイヤモンド富士山マップ」と同様です。表示がごちゃごちゃになるので夏至前と夏至後でページを分けました。あくまで標高0mでの計算なので、観察地の標高が高いほど日付や位置の調整が必要になります。場所や時期にも寄りますが、女体山頂、男体山頂、御幸ヶ原それぞれのダイヤポイントの差は1日分程度(数百m)のずれですから、筑波山からある程度離れている場所でしたら、現象中にジョギングして「現象を調整」する事は十分可能です。

20030120筑波山
その他細かい点は「ダイヤモンド富士山マップ」の解説をご覧ください。地元の人なら自分がよく知っている場所から眺めるも良し、見晴らしの良い場所に出かけるも良し、また土地に詳しい利点を生かして、自分しか知らない絶景ポイントを探すも良し。富士山同様、様々な季節に応じた楽しみ方があります。

手前に湖や貯水池がある場所なら、無風の日に水面に映る筑波山と太陽まで一網打尽にした 「ダブルダイヤモンド筑波山」を狙ってみるのもステキです。(茨城県筑西市の母子島遊水地が有名です。→筑西市観光協会サイト)他県からも見えるようですね。ぜひ様々な場所を見つけて空模様を楽しんでください。(マップは予告なく更新や削除することがありますのでご了解ください。)

ユーティリティ:ダイヤモンド筑波山マップ(冬至→夏至)
ユーティリティ:ダイヤモンド筑波山マップ(夏至→冬至)