まだ立派なパンスターズ彗星2026/05/01

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地球を周回しつつ太陽周囲を広範囲に観測しているPUNCHは、いまだパンスターズ彗星(C/2025 R3)をとらえ続けています。

左はそのうちの一枚。4月30日14:00UT(23:00JST)に撮影された画像を加工したものです。相変わらずの長い尾。そしてアンチテイルらしきものも見えていますね。下方欄外の太陽から右上にのびる黄道光に包まれるように、金星を始めプレアデス星団、ヒアデス星団などが写っています。文字入り・反転画像は右下画像をご覧ください。

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ついこの前、金星とすばるの接近がありましたが、もう両天体は離れ、すばるはかなり低くなりました。彗星も日本の夕空に回りつつあるけれど、これから向かうのはオリオン大星雲とリゲルの中間辺り。これからはあまりにも低く、観察は困難でしょう。標高が高く、西が見渡せる場所へ行くチャンスがあったら探してみるのも良いでしょう。

目まぐるしい天気変化の中でお月見2026/05/02

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土砂降りからスタートした当地・茨城県南部は夜の満月も期待薄でした。ところが午後遅くに急回復。道路も公園もぬかるんでいて心配でしたが、とりあえず晴れているうちに月の出観察へ出かけました。

ところが夜になって再び雨が…。関東平野の300km圏内に発達した雨雲があって、いつ本流がやって来てもおかしくない状況でした。昼間から風も強かったから、晴れても望遠鏡を出してしみじみお月見する余裕は無いと思っていました。

ところが三度急展開。夜半を過ぎたころから空が晴れ渡り、見事な満月が現れたのです。悩みましたが、目の前の公園に望遠鏡を運び、なるべく水が溜まってないところを探して機材をセット。なんとか観察と撮影ができました。左は2日1:30頃の撮影で、太陽黄経差は約179.58°、撮影高度は約26.90°、月齢は14.19、満月瞬時の約1時間前です。大気不安定+月が南西に低くなり始めた+強風などを反映するかのように酷いシーイングでした。酷暑日という呼び名が決まりましたが、言うなれば「酷シ夜」ですかね。

今回の満月は黄道から南に離れていて、北極側に影ができていました。また秤動の関係でフンボルト海がとても広く見え、危難の海も丸みを感じます。他方、グリマルディなどはかなり潰れ、ティコも南極寄りでした。

20260501月の出と弱いビーナスベルト
右は月の出を撮ったもの。今回はビーナスベルトとともに登る満月としてかなり良いタイミングだったけれど、当地は西側低空を雨雲が覆っていて、地平下の太陽光がぼけてしまったようです。美しいビーナスベルトは見る方向の透明度だけでなく、太陽光がやって来る方向の透明度も大切です。

今年5月の満月は月末31日にもう一回やってきます。いわゆる「月間重複ルールに基づくブルームーン」です。このルールでは2023年8月31日以来。次に月間重複するのは2029年1月の二回の満月です。また「二分二至ルールに基づくブルームーン」は前回が2024年8月20日、次回は2027年5月20日になります。さて、晴れるでしょうか?

【ブルームーン補足】
  • 月間重複ルール:一ヶ月に二回の満月がある場合、二回目をブルームーンとする。
  • 二分二至ルール:季節を二分二至で分けたとき、ひと季節に4回の満月がある場合、三回目をブルームーンとする。
※月間重複のほうが知れ渡ってますが、二分二至ルールのほうが本来の決め方のようです。


今日の太陽2026/05/02

20260502太陽
雑節の八十八夜を迎えた今日は朝から良い天気。昨日から今日にかけて東北・北海道を通り抜けたメイストームの名残か、ときおり強風が吹きつけるけれど、気温は26.4度まで上がりました。

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5月最初の観察となった今日の太陽面、活動領域は10ヶ所もあるのですが、目立つのは中央を囲む三ヶ所でしょうか。いずれも黒点は大きくありません。北半球に太くて長いダークフィラメント。右端まで持つでしょうか?目立つプロミネンスは右下のものだけでした。この先の連休は天気が悪いようです。

今日の太陽2026/05/03

20260503太陽
昨夜は曇り時々(たまに)晴れる空模様。今夜に向かって天気は下り坂で、朝から雲が多いです。太陽は全く期待してなかったけれど昼時を中心に流れる雲間から日が差す時間がありました。

20260503太陽リム
左は13:20ごろの太陽。薄雲越しでかなり減光しています。活動領域14429がほぼ中央にやってきました。Cクラスフレアが起こってるようです。左端やや下に新たな黒点が現れました。北半球のダークフィラメントは早くも途切れがち。4時と10時の方向にかなり高いプロミネンスが見えました。