シーイング悪し!2022/12/16

20221216_26348月
昨夜から今朝にかけても前夜同様良く晴れました。ただシーイングはすこぶる悪く、15日22時ごろから時間をかけて撮影した火星もスタックソフトがエラー画像を連発する始末。露出している3/4ほどが火星視直径の2倍以上に膨らんだりしてしまうため、どうやっても仕上げることができませんでした。気を取り直し、明け方前の月を観察。左は4時ごろの撮影で、太陽黄経差は約263.48°、撮影高度は約57.13°、月齢は21.84。シーイングは改善されませんでしたが、こちらは視直径が大きいぶん多少誤魔化せますね。

今日16日17:56ごろ下弦瞬時を迎えますが、もちろん月没後。今朝は一段とバイイやオリエンタレ盆地が良く見えます。「東の海」の向こう側の山脈まで見えてきました。明暗境界はアペニン山脈や中央火口列まで到達しており、凸凹が際立ちます。直線壁や月面Nも見え出しました。いかんせんユラユラし過ぎて酔ってしまいそう。大気が落ち着いていればなぁとため息。

明け方前に今期最初(?)の氷点下を記録しました。手元の気温計はマイナス1.1度。撮影用作業テーブルがカチコチに凍ってました。ぼちぼち凍結&スリップ注意です。

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