厚い雲のなか、水平に向かう月を見る2022/09/19

20220919月
まだ遠い台風の影響で、昨日の関東は度々土砂降りに見舞われました。夜ももちろん曇り時々雨模様でしたが、夜半過ぎにしーんと静まり返った屋外が気になり、玄関から空を仰いだらなんと星や月が見えています。結構厚めの雲が足早に過ぎていくものの、晴れている方向もあってなかなか楽しい。

登っていた下弦過ぎの月の弦がかなり水平に近かったので、この形だけでも写真に残せないかとカメラを準備。シャッターを切る頃にはもうかなり雲に覆われてしまいましたが、何とか撮れました。左は19日1:50頃の撮影で、太陽黄経差は約278.63°、撮影高度は約34.69°、月齢22.36、画像左右方向を水平に合わせてあります。

撮影時の弦傾斜は約-23.88°。ずいぶん高くなっていたため「登ったばかりの月が船のように…」とは行きませんが、それでも水平月を彷彿とさせる弦傾斜です。このまま四、五日かけて月の出時の傾斜がどんどん水平になってゆきます。天気が回復すれば、24日や25日の明け方低空に水平になった極細月を見ることができるでしょう。

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