寝そべり始めた夕月2022/03/06

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昨夕は日暮れとともに月が見えました。3月3日の新月から二日間は天気が悪くて月が見えず、今月の月は三日月からのスタートとなりました。もっと細い月を見たかったので残念。

左は18:20過ぎの撮影で、太陽黄経差は約33.14°、撮影高度は約21.06°、月齢は2.66、上方向を天頂にした撮影で、弦傾斜は約20.07°。昨年秋ごろ、例えば10月8日の夕月と比べるとかなり寝そべった傾きになったことがわかるでしょう。特集記事「横たわる有明月を観よう」に載せたように、もう3年ほど経つと夕方の月が「水平月」や「逆転月」になる時期を迎えます。楽しみですね。

撮影中からどんどん雲が飛来し始め、結局翌朝まで雲が支配的な空模様になってしまいました。

今日の太陽2022/03/06

20220306太陽
昨夜は雲の多い空。今日朝からはよく晴れていますが昨日以上に強い10m/s前後の風に見舞われています。ただし今日の風向きは北西寄りだから春一番(二番?)ではありませんね。

20220306太陽リム
左は10時前の太陽。左上に見えていた広範囲の白斑と小さな黒点群周囲は活動領域12962と採番されました。左下、大きな黒点のある12960とともにプラージュが見えていますね。今日はプロミネンスやダークフィラメントが賑やかで、見ていて飽きない太陽面です。

太陽周囲に淡い花粉光環が見えていました。当地ではまだクッキリと見えた日はありません。