最接近まで残り一週間の木星と土星2020/12/16

20201215木星と土星の接近
1日よく晴れた昨日。接近しつつある木星と土星をやっと拝めそうだと早くから準備しました。ところが日没前に雲が…。またしてもダメなのかと様子を伺っていたところ、晴れたり曇ったりバタついていたため、これなら大丈夫と直感しました。(いつもなら雲が増える一方ですから。)

日暮れ(太陽中心が地平線下7°21′40″に達した時刻)から航海薄明終了(同12°)くらいまでが見頃撮り頃で、それより後は低くて模様や環がぼんやりしてしまうし、そもそも隣家に隠れてしまいます。できるだけ早く捕まえておくことがポイントですね。

左上画像は雲間を見つけつつ構図を変えずに多段階露光で撮影、木星、土星、衛星、背景の微光星までいっぺんに見えるようコンポジットしたもの。いやぁ、ディティールを残したまま階調を押し込めるのは難しい…。惑星間離角は約43.2′角。木星はガニメデとエウロパの2衛星しか見えませんでした。イオは自身の影と一緒に木星前面を通過中、カリストは木星背面を通過中。また土星はタイタンとレアが確認できます。一枚の画像で木星と土星それぞれの衛星が写ることも衝撃を受けますね。なんと貴重な…。

強めの風が吹いて難儀しましたが、良い光景を楽しめました。今月いっぱい晴れが長続きしますように。

(追記)
宵は雲があったものの、その後は今朝まで快星。ただし時々風が吹きました。機材テストを兼ねて下記を撮影。片ボケあリ、色味がややおかしいのはご容赦を。

  • 20201215アトラス彗星(C/2020 M3)

    A.アトラス彗星(C/2020 M3)
  • 20201216小惑星Seitennokai(09654/1996 AQ2)

    B.小惑星Seitennokai


今日の太陽2020/12/16

20201216太陽
昨夜は快星、今日明け方の気温はマイナス4度を下回りました。朝からもよく晴れており、また強めの風が吹いています。

20201216太陽リム
左は10:20頃の太陽。昨日から大気の透明度が高い状態が続いてることは太陽撮影で顕著に現れます。露出を一割短くしてもややオーバー気味なのです。春の大気などと比べ雲泥の差。ただしその分(?)シーイングは酷いものです。

昨日活動領域12792の西側に見えたプラージュ領域は12793と採番されました。可視光でよく見るとごく小さな黒点があります。12791はあと1日で右リムにくっつきそう。

今日は右上のプロミネンスが立派ですね。ダークフィラメント由来の右下のもなかなかです。左下はかなり吹き飛んでしまったかな?