雲間の火星と板垣さんの謎天体を観察2020/09/28

20200928火星
晴れなさすぎでしょう…と天に文句を言っても仕方ないのですが、昨夕も雲の多い空。でも今週は比較的晴れ間が多そうなので早めに睡眠を取りました。あらためて夜半に起きると、空の半分ほど快晴です。しめしめ、火星がよく見えると機材をセットする間にまた空一面が雲に…。

何度かの攻防の末、やっと赤い惑星を拝むことができました。ただ、あまりにもひどいシーイング。上空のカペラが瞬いています。火星もまるで水の底。何とか模様を写し取りましたが(左画像)、雲の切れ目待ちの合間に撮ったため時間がかかった上に、De-Rotationもしてませんので、地形が自転でブレてしまってます。丁寧な処理をする気にもなれないような像でした…。あと一週間あまりで地球最接近ですね。

20200928_AT2020uex in NGC772
いっぼう、火星撮影後から明け方にかけて晴れが続いたため、26日に山形県の板垣公一さんがNGC772に発見したAT2020uexという天体(?)を撮影してみました。発見時に撮影した何コマかに17.5等の天体らしき光が写っていたそうですが、超新星ではなく、一時的な増光天体または短時間だけ光ったフレア現象のようなものらしいです。

実際に撮影した画像(右)を調べましたが、該当位置(右上の拡大インサート画像中央付近)には18等前半より明るい星は見当たりません。いったい何なのでしょうね?

今日の太陽2020/09/28

20200928太陽
明け方前に星空観察していた頃は17度を下回る気温で、夏を越して以来初めて10度台での星見となりました。曇りのまま夜が明けましたが、日が高くなるとともに少しずつ青空が戻りました。昼前の気温は25度。汗が出ます。体調管理が難しい季節ですね。

20200928太陽リム
左は13:20頃の太陽。今月に入った頃から撮影用カメラの調子が悪く、様子を見ながらの撮影です。活動領域12773は相変わらず大きく広がっています。黒点はありません。昨日に続き左上のプロミネンスが見えました。

数分間の撮影なのに、太陽像の中をトンボがたくさん横切っていきます。