宵の彗星を大きく写してみる ― 2020/08/07
昨夕も淡い雲に包まれた空。でも前夜より霞具合が少なかったので、またしても彗星に望遠鏡を向けました。今回は長焦点でのアップに挑戦です。
まずはネオワイズ彗星(C/2020 F3)。全体がコンパクトになってきたので、思っていたとおり長焦点のほうが収まり良くなりました(左画像/右下画像は白黒反転)。 イオンテイルはもちろん、だいぶ淡くなったダストの尾もまだちゃんと写ります。街中の光害地、低空の霞、薄い雲などを考えてもこれだけ写ったら立派な彗星というものでしょう。頭部のコマが明るすぎて白く飛ばないようにするのが大変でした。
続いてレモン彗星(C/2019 U6)。ネオワイズ彗星とほぼ同じ赤緯なので、望遠鏡を東に降ると導入できます。思っていたよりずっと淡くなっており、丁寧に処理してもこの程度の姿でした。コマの色が出ません。もう緑色成分は無くなってしまったのでしょうか。
長焦点のため露出がかさみ、近くにいたパンスターズ彗星(C/2017 T2)までは撮れませんでした。彗星ふたつだけでも慌ただしいですね。どちらもすぐ低くなってしまう位置ですから…。
まずはネオワイズ彗星(C/2020 F3)。全体がコンパクトになってきたので、思っていたとおり長焦点のほうが収まり良くなりました(左画像/右下画像は白黒反転)。 イオンテイルはもちろん、だいぶ淡くなったダストの尾もまだちゃんと写ります。街中の光害地、低空の霞、薄い雲などを考えてもこれだけ写ったら立派な彗星というものでしょう。頭部のコマが明るすぎて白く飛ばないようにするのが大変でした。
続いてレモン彗星(C/2019 U6)。ネオワイズ彗星とほぼ同じ赤緯なので、望遠鏡を東に降ると導入できます。思っていたよりずっと淡くなっており、丁寧に処理してもこの程度の姿でした。コマの色が出ません。もう緑色成分は無くなってしまったのでしょうか。
長焦点のため露出がかさみ、近くにいたパンスターズ彗星(C/2017 T2)までは撮れませんでした。彗星ふたつだけでも慌ただしいですね。どちらもすぐ低くなってしまう位置ですから…。